PCR検査や抗原検査、抗体検査の違いについて。PCR検査と抗原検査は、現在、感染しているかを調べる一方、抗体検査は過去に感染していたかを調べます。PCR検査と抗原検査は、検体の採取方法も基本的に同じで、鼻などの奥に綿棒を差し込み、数回こするようにして粘膜を採取します。公明党は、採取が容易でウイルス量も多いとされる唾液を使った方法を認めるよう訴え、現在政府が検討しています。PCR検査の精度は比較的高いですが、地方衛生研究所や民間の検査機関に検体を持ち込む必要があり、判定に長時間(多くは4~6時間)かかります。抗原検査の精度はPCR検査に比べ劣るものの、その場で15~30分程度で結果が出ます。抗体検査は、ウイルスに感染後、体内にできるタンパク質(抗体)を少量の血液から検出し、過去の感染歴を調べるものです。複数の検査キットがあり、数十分程度で判定できますが、精度など性能はさまざまです。感染歴を把握することで、感染者数の推計や流行状況の解明に役立つとされており、厚労省は感染症の流行地域とそうでない地域の複数の都道府県で抗体検査を実施する方針です。
















