集中力の使い方について興味深い記事が昨年11月25日付け聖教新聞に載っていました。精神科医の樺沢先生のお話です。
朝 起きて2~3時間が「脳のゴールデンタイム」と呼ばれ1日のうち最も脳のパフォーマンスが高くなる。高い集中力を要する仕事に向いている。朝の1時間は夜の3~4倍の価値がある。
午前 始業前に今日やることを「午前」「午後」「毎日」「隙間」「遊び」「その他」に分け3つまで書き出す。机に上は「今必要なもの」以外は出さない。LINEやメールの確認も数時間に1回と決める。
昼休み 午後の集中力をリセットするために「日光を浴びる」「歩く」「食べ物をよく噛む」が大事。5分の仮眠や30分までの昼寝も効果がある。
午後 2時~4時は覚醒度が低下し脳のパフォーマンスが下がる。人と会うなど気分転換を。高い集中力は15分持続可能。疲れる前に積極的に休憩をとる。スマホは脳の休憩にならない。
夜 漫然とテレビを見ないよう見たい番組は録画して後で見る。睡眠は6時間を切らないよう心がける。就寝90分前までに熱すぎない入浴を。就寝1時間前から家族との会話や読書で「ゆったりした時間」を過ごす。この時間に「食事」「激しい運動」「熱い風呂」「ゲーム・映画など視覚系娯楽」「スマホ・PC・テレビ」「コンビニなど明るい場所で過ごす」行為を避ける。