一般質問 教育改革編
誕生学の実施校の拡大について
いじめを防止するためには、人をいじめるという卑劣な行為に至った側に、心の変革をもたらさなければなりません。そのためには、人権の尊重や生命の尊厳といった他者を思いやる気持ちを育んでいく必要があります。
私は4年前の本会議において、赤ちゃんと触れ合うことから命の大切さを学ぶ、誕生学を通して、心の教育を推進するべきであると訴えました。その後、区立尾久西小学校では、小学校5年生を対象とした誕生学の授業が実施され、命の尊さを実感する貴重な体験となったことがホームページにも掲載されています。
少子化や人とのつながりが薄れている社会にあって、赤ちゃんに接する機会が減っている子どもたちにとっては価値あるひと時であったに違いありません。また、この授業を受けた子どもたちが大人になり、親になった時には、児童虐待の防止にもつながると私は考えます。
誕生学の実施校を拡大し、荒川区の全ての子どもたちがこの教育プログラムを体験できるようにするべきであると考えますが、区の見解を伺います。
【教育部長答弁】
誕生学に関するご質問にお答えいたします。教育基本法及び新学習指導要領におきまして、生命を尊重し、他人を思いやる心を育てる教育の重要性が示されており、荒川区では、全小・中学校において、学校全体で生命を尊重する教育に取り組んでいるところでございます。
誕生学につきましては、議員ご指摘のとおり、昨年度から尾久西小学校において、「親子学習会」として実施しており、児童は乳児を抱っこしたり、講師や保護者から話を聞いたりすることで、人の誕生や成長、命の尊さを実感するとともに、改めて、自分を今日まで育ててくれた家族に感謝の気持ちを抱く貴重な機会となっております。
教育委員会といたしましては、尾久西小学校の実践を参考にし、校長会と相談しながら、実施校の拡大に向けて取り組んでまいります。
