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○生まれ育った地元で、27年間農政に携わる

農家に生まれ育ち、小さなころからお米は身近な存在でした。でも身近すぎて、その価値に気付いていなかった面もあります。その意識が変わったのが、進学した柏崎高校小国分校で出会った恩師の「”食”がいかに人を豊かにするか」との教えでした。それを機に”食”に携わる仕事をこころざし、高校卒業後、当時の新潟食糧事務所に就職しました。そこで仕事をした27年間、米の消費拡大や食育の推進、生産だけでなく加工や販売も一体的に取り組む農業の6次産業化などに携わってきました。

○わが子のアトピーから「食育」への意識高まる

娘と息子が2人とも、重いアトピー性皮膚炎を患いました。幼いわが子が、体のあちこちをかきむしって皮膚がただれたように赤くなり、その上からまたかきむるのでますます悪化する状況を見て、胸が張り裂けそうになる思いでした。病院に通いつつ、アレルギー症状がでない食事にしたいと、1年間、玄米を食べさせたところ、2人とも薬を飲まなくてもよいところまで症状が改善。この体験をもとに、食事の大切さを痛感するとともに、今さらながらお米のありがたさを実感し、仕事でも「食育」の分野に特に力を入れて取り組んできました。

安沢みねこ

○米の消費拡大へ、米粉の普及に尽力

新潟でも、米の消費量は年々減少しています。なんとか米の消費を拡大できないかというテーマに取り組んだ際、小麦粉の代わりに米粉を使ってもらうにはどうしたらよいかと、いろいろ考えて取り組みました。米粉を使った料理のレシピや、米粉パンや麺類、スイーツなど販売するお店を紹介した「米粉マップ」をイベントなどで配布し、特に好評だったのがシチューのレシピでした。米粉でシチューを作るとバターが不要で低カロリーになり、健康にもいいことなどが好評を博したのです。

○中越地震で被災。お風呂の手配で喜ばれる!

10年前の中越地震の際、私たち一家も近くの体育館に避難しました。避難生活が長くなると、被災者から「お風呂に入りたい」「お風呂に入れないので疲れがたまって困る」などの切実な声が挙がりました。そうだ、仕事で付き合いのある団体が隣町に持っている施設には大きなお風呂があるではないか。そこにみんなで行けば気分転換にもなるし、きっと喜んでくれると思いつきました。そこで、その団体にすぐ相談。大浴場を使わせてもらうように掛け合い了承をとりつけると、先方の好意でバスも無料で手配してくれました。久しぶりにゆったりと大浴槽につかることができ、被災者の方々から大変に喜んでもらうことができました。

○働きながら子育てと両立。2人の子どもを育て上げた

22歳で結婚し、じきに長女を出産。2年後には長男を授かりましたが、何とか働き続けて子育てとの両立に努力してきました。本当に大変でしたが、育児休業制度や保育園などを活用し、両親にも応援してもらいました。私が、長岡では初めての女性の米検査官だったので、「働く女性の先駆として頑張らなきゃ」との思いで必死で頑張りました。いつも忙しい母親でしたが、子どもたちも無事に育ってくれ、長女は今春(2014年)大学を卒業し長岡に戻ってスポーツ指導員として働いており、長男はいま千葉で生産工学を学ぶ大学3年生です。また中越地震で夫の実家が半壊の被害に遭い、建て替えの際に同じ敷地に住むことになり、義父、義母と一緒に暮らしています。
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新潟県 安沢みねこ