9月議会に向け先進的な取り組みをしている市に視察

福岡、熊本、鹿児島県にいきました。 

視察報告書

視察日  平成23年8月17

視察先  熊本市動物愛護センター

調査事項 「殺処分ゼロへ向けた取り組み」について

視察議員 仙波幸雄 安田雄策 真鍋修司 前迫直美 開康生

 

今回 殺処分「ゼロ」を目指して取り組んでいる熊本市に視察させていただき全国的にも有名な動物愛護センターの松崎所長に直接お話しを伺うことができ大変勉強になりました。

マスコミ等では、殺処分ゼロに対し「引き取り拒否」をしているなどの誹謗中傷する記事が目につきますが、実際は所長の厚い思いに職員のチームワークと市民の協働により1頭でも多くの犬猫の命をつないでいくことに全力で取り組んでこられたことが非常に理解できました。熊本市では10年前には犬猫合わせて1541頭の処分がされておりましたが、2009年度は犬1頭、猫6頭,計7頭の殺処分に止まり、限りなく「ゼロ」にちかづいております。その7頭も病気で余命いくばくもないとか、訓練しつけをつづけても噛み癖が治らないなどの理由です。この成果は行政の力だけで達成できるものではなく、市動物愛護協会の動物愛護推進委員、市民ボランティアの方々の力強い支えがあったからだと、所長はお話しをされていましたが、殺処分ゼロという大きい目標を掲げる松崎所長の深いおもいがあったればこそと実感をいたしました。県の緊急雇用対策でトリマーも4人に増え、清潔で見た目もきれいなったほうが引き取られていく頭数が増えたそうです。引き取り前には事前の説明会講習会を設け講習を受けないと引き取りはできないとのことです。また殺処分の激減と同じくらいうれしいことは、職場が活性化市職員の意識が変わったことと所長は話されました。「保護されている犬を大事に飼育しても処分されてしまう」というネガティブな意識から「この子たちを救うために自分たちは飼育しているんだ」という風にポジティブな意識に変わり,誇りをもっていきいきと仕事をされています。

これまでのなみなみならぬ努力の成果として、市の動物愛護推進協議会は2010年「日本動物大賞」を受賞されました。

この熊本市の取り組みは生命尊厳の上からも非常に勉強になりましたし、本市の動物愛護行政に生かしていくべきと痛感いたしました。本当にありがとうございました。

                     報告者 前迫 直美

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尼崎市 前迫直美
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