秋田市議会秋田市の市場を考える議員の会で㈱まつの、築地・大田市場を視察
●平成30年5月24日(木)~25日(金)の2日間、秋田市議会秋田市の市場を考える議員の会で東京平和島流通センターにある㈱まつの、東京築地魚河岸・大田市場を視察しました。初日は㈱まつのを訪問・視察をさせていただきました。東京都大田区平和島に本社があり、1983年に設立された㈱まつのは、3つ(①生鮮3品の流通、②ターミナル機能、③物流と情報のプラットホーム)の機能を有している会社で、正社員等は112人、アルバイト(中国・ベトナム等の外国の学生)245名、正社員男女比率は6:4と女性が多く、平均年齢も36歳と若い社員が働いている会社です。産地からお店を美味しさでつなぐことをモットーに、秋田県ではJAかづの他から大玉トマト・きゅうり・アスパラガス・長ねぎ・枝豆・みょうが・なす・しいたけを仕入れていただいております。また、流通の各センターへの納品・外食1万店舗への配送(小分け)も行っています。
㈱まつの 専務取締役の曽我博之氏。挨拶・施設内を案内いただきました。
生鮮3品(青果・精肉・鮮魚)を取り扱う施設・倉庫。4つの温度帯で仕分けられております。農産(青果)の小分け作業(カット・袋詰め等)も手際よく作業されております。作業台は、オリコン等を効率的に利用(作業が終われば撤去し、荷捌きスペースとなる)。
●2日目5月25日(金)は、現在審議されている「卸売市場法の改定」についての説明の後、築地魚河岸、大田市場へ移動し、視察しました。参議院議員会館では、農林水産省食料産業局食品流通課卸売市場室長の武田室長・福江市場企画班企画調整係より「卸売市場法の改定(卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案)」の概要について説明いただきました。
短時間ではありましたが、ポイントを絞ってわかりやすく説明いただき、さらに市場の在り方等についての質問にも丁寧に説明いただきました。一次加工等のサービス機能の代行やストックポイントとしての市場の在り方等新たな市場の必要性やICTを活用しての競りの取り組み等示唆に富むお話をしていただきました。
東京都中央区築地6丁目にある昨年(平成28年11月19日)にプレオープンした「築地魚河岸」は、築地場外市場に隣接し、河川を埋め立てして、築地市場の豊洲への移転(本年平成30年10月)後も『食のプロに支持され、一般客・観光客にも親しまれる、食のまち「築地」のにぎわいの拠点となる施設』を基本理念に掲げ整備された店舗施設であり、小田原橋棟と海幸橋棟の2棟を渡り廊下で連結している施設です。国内外から来店されています。
「築地魚河岸」内の会議室で、中央区都市整備部地域整備課長の菅沼氏(写真奥左から2人目)より説明いただきました。施設内93区画のうち90区画が埋まっており54の業者の方が利用されております。
大田市場では、花き棟会議室で東京都高橋場長(右)、大田花き尾田内部監査室長(中)、大田花き柵山ロジスティク本部センター長から概要等説明いただきました。大田市場は、東京都大田区に38万6千㎡(青果・水産物部34万6千㎡、花き部4万㎡)の敷地面積を持ち、青果1日当り約4千t(全国の中央卸売市場の約15%)、水産物1日約30t(全国中央市場の約0.6%)、花き1日当り約270万本(全国の中央市場の約40%)を取り扱っています。
大田市場では、競り落とされた花きは自動運搬システム(写真)で運搬・出庫(搬出)されます。秋田県で生産された花きも毎週水曜日入荷しています。
