建設委員会で倉敷市・広島市を視察。
●10月20日(火)から3日間、建設委員会で岡山県倉敷市・広島市を視察。初日20日(火)は、倉敷市地域公共交通総合連携計画の概要について、倉敷市役所にて同市建設局都市計画部交通政策課よりお伺いしました。倉敷市における課題(多核化、放射線上への拡大、高い自動車依存度―80%)解決に向け、「みんなで公共交通を『つくり』『守り』『育て』ます」を基本理念として、①生活交通の確保(コミュニティタクシーの導入)、②バスマップの作成等利便性・快適性の向上、③パーク&ライド駐車場等利用促進・意識啓発の確保、④バリアフリー化の推進を実施。特に乗合タクシー補助制度設置によるコミュニティタクシー制度を平成18年より実施。タクシー会社赤字額分を地域が1割、市が9割負担し、手を挙げた自治体にて実施(現在6地域・団体、将来的には10地域まで拡大)して、市の持ち出しも少なく(平成26年度で2千万円)、高齢者・障がい者の交通手段を確保している政策は参考にすべき事業・政策と考えます。今後は、立地適正化計画と連動し、面としての「倉敷市地域交通網形成計画」策定に取り組まれております。
●2日目は広島市㈱ダイヤエコテック広島を視察。同社は平成14年に広島菱重興産㈱・中国電力㈱・JFE環境㈱3社の出資で設立された会社であり、ゼロエミッションシティの実現を目指す広島市の委託を受け、三菱重工業㈱の全面的バックアップのもと、平成16年4月より、広島市全域の一般家庭からのペットボトル・容器包装プラスチックリサイクルのための選別・圧縮・梱包(ペール)し、再商品化事業者へ引き渡す業務を行っています。朝8時~夜8時半まで3交代で破袋機以外はすべて人手で行い、年間2万tを処理(稼働率80%)しています。
説明頂いただいた㈱ダイヤエコテック広島の青木社長。受入ストックヤードにて。
自動選別機を通ったあと、人手による重量物・軽量物選別エリア。工程の8割りが人による手作業を4時間交代で行っています。
ペットボトル・容器包装プラスチック以外の可燃物の処理。家庭での分別排出がポイント。
廃プラスチック圧縮梱包の施設概要および作業の流れについて説明を頂きました。
●視察終了後、広島市内『原爆ドーム』『平和記念公園』を見学訪問。70年前の1945年8月6日広島に原爆投下。二度と同じ悲劇を繰り返さないことを誓う!!

●3日目は、広島市役所にて、①広島市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画についておよび②京橋町地区第一種市街地再開発事業について説明を頂きました。一般廃棄物(ごみ)処理については、平成17年から「ゼロエミッションシティ広島」の実現に向け、市民・事業者・行政が一体となったごみの減量とリサイクルを実施し、1人1日当たりのごみ排出量が一番少ない政令指定都市(広島市は人口118万人)となっています。特に事業ごみ有料指定袋制度や家庭ごみ袋の紙袋使用等の取り組みおよび地域環境指導員制度の実施等が抑制・減量に結びついています。また、京橋町地区第一種市街地再開発事業については、逐50年以上経過の市営店舗・住宅(102戸)をPFIにより施設建築物(分譲マンション、デイサービス、高齢者向け市営住宅、サービス付き高齢者向け住宅等)を市の持ち出しがなく再開発された事業であります。本市においても市街地の再開発も含め、高齢者向けの住宅確保が課題となっています。
広島市議会議会事務局より挨拶を頂く。この後、環境局環境政策課より、広島市一般廃棄物処理基本計画について説明を頂く。
京橋町地区一種市街地再開発事業について説明頂く。高齢者市営住宅(シルバーハウジング)は間取り・所得により異なるも満室と好評。



