昭島市 平成30年12月 定例会(第4回)
11月29日
◆12番(赤沼泰雄議員)
おはようございます。
拝島第三小学校の皆さんもようこそ、昭島市議会においでくださいました。また、傍聴の方々も本日はありがとうございます。
最近、よくこちらの臼井市長が昭島大好きということで、皆さんの前でもやっていると思うんですけれども、私たち議員も皆さんが昭島大好きと言っていただけるように、一生懸命頑張っているつもりでありますので、また、きょうは皆さんにも直接かかわる内容の質問もさせていただきますので、ぜひ時間の許す限り聞いていっていただければと思います。
また、私が質問した内容で、ちょっと違うんじゃないかとか、あるいはもっとこういったことを取り組んでもらいたいということがありましたら、こちらにいる知り合いの議員とかを通じて、ぜひ取り組んでもらいという形で言いながら、お互いに本当に今以上に、さらに住みやすい昭島づくりのために努力をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それでは、ただいま議長により御指名をいただきましたので、通告に従いまして、順次質問させていただきます。
それでは、大綱1問目、学校体育館のエアコン設置についてお伺いいたします。
第3回定例会に続いての質問になりますが、その後、状況が変わってまいりましたので、前回の質問をもとに何点か確認をさせていただきます。
まず前回、小中学校の体育館へのエアコン設置に対する市の見解をお聞きいたしましたが、「非常に有効な施策であると認識している」としながらも、「財政的に非常に厳しい状況」、「国や東京都の動向を注視する中で研究、検討してまいります」と答弁されておりました。
私たち公明党昭島市議団といたしましても、体育館へのエアコン設置については、国会議員や都議会議員に相談や要望をしながら進めてきたところでございます。国においては、先月7日、ことし相次いだ自然災害からの復旧・復興費用などを盛り込んだ2018年度補正予算を参院本会議において全会一致で可決、成立させました。
予算の総額は9356億円で、学校の緊急安全確保対策に1081億円を確保しております。このうち、熱中症対策として公立小中学校などの普通教室全てにエアコンを設置するための822億円を充てておりますが、対象となるのはエアコン未設置の普通教室ということですので、昭島市には直接の影響はないかもしれません。しかしながら、国を挙げて学校へのエアコン設置に動き出した意義は大きいと思います。
そして、東京都も先月16日、防災対策と暑さ対策を柱とする総額92億円の今年度補正予算案を発表いたしました。都議会公明党が強く主張してきた公立学校体育館への冷暖房の速やかな設置や、ブロック塀の安全対策に力を入れる内容で、来月の都議会定例会に提案することになっております。
このうち、災害時には避難所となる公立学校の体育館への冷暖房設置に約81億円を充て、東京都独自の補助を新設します。区市町村が早急に着手できるように、都が国庫補助を上回る補助単価や補助率加算を設定して、財政面で区市町村を支援する内容となっております。
そのように、国や東京都の対応が変化してきている中、学校体育館のエアコン設置に対する市の基本的な考えを改めてお聞かせください。
次に、来年夏に向けた市の取り組みについてお伺いいたします。
ことしの夏は、気象庁が、ひとつの災害、と表現したほど暑かったので、冷房に目が向いてしまいますが、冬場のことも考慮しなければなりません。
まず、お伺いいたしますが、現状で冬場の体育館の対応はどのようになっているのでしょうか。学校教育での対応と、避難所を想定しての対応について、それぞれお聞かせください。
さて、東京都が新設を予定している公立学校の体育館への空調設備の補助の内容ですが、ホームページで確認をいたしますと、来年夏までに空調設備を稼働させるため、従来の補助額の上限では平方メートル当たり2万3400円だったものを、平方メートル当たり7万6000円に引き上げ、さらに補助率なども国が3分の1、都が6分の1、区市町村が2分の1だったものを、都が3分の2に引き上げ、区市町村が3分の1の負担としております。
国や東京都の動向を注視していた昭島市にとっても、大変ありがたい内容になっているのではないでしょうか。しかしながら、その一方で、都が3分の2を負担するという補助率は、平成30年度の適用との記載もあり、また補正規模は3カ年で538棟とも書かれております。そうだとすると、今年度中に補正予算を組んで対応しなければ3分の2の補助率は受けられないということでしょうか。
また、全校に対応するための財源が確保できず、3年以上かかってしまった場合には、どのようになるのでしょうか。さまざまな疑問も生じてまいります。
昨日の質疑からすると、まだ東京都のほうから詳しい情報が示されていないようでありますが、昭島市としてどのように取り組まれる予定でしょうか。具体的な予算組みの時期や今後のスケジュール等、可能な範囲で結構ですので、お聞かせください。
児童・生徒の熱中症対策と避難所としての機能充実という2つの観点からもう一点、お伺いいたします。
熱中症を予防するためには、室温を適度に下げることと、こまめな水分、塩分補給が大切ということはよく知られておりますが、その水分補給にもより効果的となるポイントがあることを御存じでしょうか。
まず1点目は、飲む水の温度は5度から15度が望ましいこと、2点目には多少の個人差があるようですが、1日に1.5リットルから2リットルの水分補給が望ましいこと、3点目は1回に飲む量は、10分間で300ミリリットルまでが望ましいことの3点だそうであります。特に1点目の5度から15度という温度については、高温のもとで運動した場合に5度から15度の水が最も体温上昇の抑制効果が高かったという、2008年に大阪国際大学の井上芳光教授が行った実証実験がもとになっていると思われます。
環境省が作成し、公表している熱中症環境保健マニュアルの中でも、飲料は5度から15度で吸収が良く、冷却効果も大きくなります、と表記され、推奨されております。
ところが、夏場の小中学校の体育館の水道水はいかがでしょうか。昭島の水道水は、地下水ですので長時間出し続ければ冷たい水が出てくるのでしょうが、どうしても管の中にたまっていた水はぬるいもので、とても15度以下の水は期待できません。当然、部活や体育の授業で上昇した体温を下げる効果は期待できないことになります。また、真夏の猛暑の中で避難所として利用された場合、やはり避難されている方々の熱中症対策としての水道水の効果も余り期待できません。
平成19年8月に国内最高気温を更新し、夏の暑さで有名になった埼玉県熊谷市では、体育館の耐震化による建て替え工事に合わせ、市内全ての学校体育館に冷水器を各校2台ずつ設置いたしました。災害時には避難所となることから、2台のうちの1台は車椅子の方でも使いやすいバリアフリータイプを採用しており、低学年の子でも飲みやすい高さになっているそうであります。
昭島市においても、市内公共施設への冷水器設置に取り組まれてきたところでありますので、今後は小中学校の体育館へのエアコン設置に合わせ、冷水器の設置も検討すべきではないでしょうか。市のお考えをお聞かせください。
次に、大綱2問目、街路灯のLED化についてお伺いします。
主に防犯灯という観点からの質問になりますが、道路照明など含まれなくなる照明もあるそうですので、タイトルはあえて街路灯とさせていただきました。
改めて申し上げるまでもなく、防犯灯は街路、公園など屋外において防犯を目的として設置されている照明器具のことで、犯罪発生率が高くなる夜間における歩行者の安全確保や、犯罪発生の防止を図るため、一定以上の明るさを保つことが重要とされております。
公益社団法人日本防犯設備協会は、危険を回避できる距離を4メートルとし、その4メートル先の歩行者の見え方を基準に、防犯灯が満たすべき照度基準を設けております。ちなみに、クラスBが4メートル先の人の挙動、姿勢等がわかる程度で3ルクス以上の照度、クラスAは4メートル先の人の顔の概要が識別できる程度で、5ルクス以上の照度という基準になっておりますが、防犯効果を高めるためには、クラスAが望ましいとされております。
実際に、LEDの街路灯に変えたところは明るくなったと大変好評であります。安全で、安心なまちづくりを推進する観点から、これまでにも何度となく、リース方式やエスコ事業などを活用して、LED化の早期完了をすべきであると訴えてまいりました。
それに対して昭島市は、さまざまな検討をした上で、一斉交換という手法ではなく、壊れたものから順次交換という手法を採用してきております。そうした市の判断を理解するものではありますが、やはり少しでも早くLED化を完了すべきとの思いもあります。
昨年の第1回定例会で今後、全ての街路灯をLED化するために必要な期間はどのくらいかとの大島議員の一般質問に対する答弁の中に、20年という数字が出ておりました。また同時に、「あくまでも最初に検討した段階での年数なので、1年でも早く交換したい」とも言われておりました。
過去5年間にLED化した実績数の推移を見てみますと、平成25年度で349灯、平成26年度で378灯、平成27年度が138灯、平成28年度が165灯、平成29年度で144灯というように数字を見る限りでは当初よりも年度当たりの交換数が減ってきている印象を受けます。
改めてお伺いいたしますが、全ての街路灯をLED化していくことに対する、今後の市の取り組みについてお聞かせください。現時点での昭島市が考えるスケジュール感はどのようなものなのでしょうか。
つい先日も暗くなった通学路を一人で帰って行く小学生の姿を見かけました。学童クラブに通う子どもたちは、6時までは保護者などの迎えがなくても一人で帰宅できるようになっているそうであります。また、中学生も部活を終えて帰宅する時間帯は、今の時期だと完全に日が暮れて、あたりは真っ暗になっております。
昭島市公立小中学校PTA連絡協議会が、毎年市に提出している要望書にも、各校の通学路等で防犯灯の設置に関する要望などが寄せられていることと思います。先ほども触れたように、全ての街路灯をLED化するためには、それなりの年月を要することになりますが、子どもたちを犯罪の手から守り、犯罪の犠牲者にしないためにも、通学路などは優先的にLED化を図るべきではないでしょうか。その点に関する市のお考えをお聞かせください。
最後に、大綱3問目、くじらを生かしたまちづくりについてお伺いいたします。
昭和36年8月20日に多摩川河川敷で発見されたクジラの化石でありますが、本年1月1日に日本古生物学会誌に論文が掲載され、新種のクジラと認定され、エスクリクティウス・アキシマエンシス、と命名されました。長年にわたる研究と論文作成に御尽力された群馬県立自然史博物館の長谷川名誉館長、木村主幹学芸員、国立科学博物館の甲能博士に改めて感謝申し上げるものでございます。
新種のクジラと認定されたことで、改めてアキシマクジラが注目を集め、本年度からはアキシマクジラに関するさまざまな取り組みが行われてきております。
そこでまずお伺いいたしますが、本年1月以降の取り組みに対する評価と今後の課題についてお聞かせください。
次に、細目の2点目、ミズベリングの取り組みについてお伺いいたします。
ミズベリングとは、水辺と輪のリング、水辺と進行形のING、それと水辺とリノベーションのR、これをあわせた造語であり、国土交通省が河川管理の規制を緩和することで、水辺に興味を持つ市民や企業、そして行政が三位一体となって水辺空間の新たな活用の可能性を見出し、ソーシャルなムーブメントを起こしていこうとするプロジェクトであります。
現在、多摩川流域においても、狛江市や二子玉川などでミズベリングの取り組みが行われているほか、全国各地の水辺で展開されてきておりますが、本年7月に会派視察として新潟市の取り組みを見てまいりました。新潟市では、全国初の5割勾配の緩やかな斜面を持つ信濃川に面した堤防、やすらぎ堤の緑地を活用した、ミズベリング信濃川やすらぎ堤、を3年前にスタートさせました。
昭島のアウトドアヴィレッジにも店舗を構え、新潟県に本社を置くアウトドア総合メーカー、スノーピークが区域全体の管理・運営を行い、アウトドアと健康をテーマに統一感のある空間をデザインし、地域に愛され、全国に誇れるにぎわいある空間をつくり出し、多くの市民から親しまれています。
信濃川にかかる萬代橋から八千代橋間を対象区間として、左岸はヘルスゾーンと位置づけ、イベントなどを通じた市民の健康づくりをサポートするエリアとして利用されます。反対側の右岸では、アウトドアラウンジとして、ビアガーデンやバーベキューのほか、県内の酒造メーカーや、新潟県産食材を使用した飲食メニューを提供する各種飲食店が並びます。そして、緑地には、スノーピークが提供するテーブルやチェア、タープなどが並び、店舗で購入した商品を飲んだり、食べたりすることができます。
昨年は7月から9月の3カ月間で、約3万4400人の方々が利用され、新潟市の新たなにぎわいある空間となっております。昭島市にも一級河川の多摩川が流れ、八高線の鉄橋付近にはアキシマクジラの出土看板がありますが、以前も触れさせていただいたように、市民の皆さんには余り知られていないように思います。
一方、周辺に広がるくじら運動公園や、大神公園には、週末を中心に野球やサッカー、テニスなど、市内外から多くの人々が訪れてスポーツを楽しんでおります。しかしながら、スポーツを楽しんでいる人だけではなく、その家族など見学している方々も少なくありません。そうした方々を対象に、規模は小さいかもしれませんが、ミズベリング信濃川やすらぎ堤のように、飲食や水遊びを提供する取り組みを検討してみてはいかがでしょうか。
例えば、駐車場前の道路部分には、キッチンカーを何台か連ねてクジラにまつわる飲食メニューを提供します。八高線鉄橋東側の現在は草や木が生い茂っている多摩川までのスペースを整備して、スノーピークのようにおしゃれで統一感のあるテントやテーブル、椅子などでゆったりとくつろげる空間をつくり出し、そこで飲食ができるようにします。
また、安全に川遊びができるようなアクティビティを提供することで、グラウンドだけではなく、多摩川に親しんでもらうための人の流れをつくり、その先にはアキシマクジラの出土看板があるというように、クジラに興味がない人、あるいはアキシマクジラを知らない人でも、そこにいるだけで自然とアキシマクジラを感じられるような取り組みにしてみてはいかがでしょうか。
とりあえずは、社会実験というレベルからでもよいと思いますので、市内企業などの協力も得ながら、ミズベリングの取り組みを検討してみてはいかがでしょうか。
また、ついでのようで申しわけありませんが、これまで駐車していた道路部分が駐車できなくなり、くじら運動公園の駐車場だけでは足りないとの声を聞いております。増設や駐車場内の穴埋めなども含めて、駐車場の整備もあわせて行ってはいかがでしょうか。御所見をお聞かせください。
最後に、産業まつりなど各種イベントの際にクジラのイラストをプリントしたTシャツや、クリアファイルなどの各種グッズを目にします。イベントの際に配布しているものもあるのかもしれませんが、Tシャツなど、どうしたら入手できるのかと聞かれることがたびたびあります。大変好評ですので、販売してもよいのではないでしょうか。アキシマクジラを知ってもらうきっかけとしても大いに役立つと思われます。クジラTシャツやグッズ等の販売については、どのようにお考えでしょうか。
私の質問は以上でございます。
◎臼井市長
赤沼泰雄議員の一般質問にお答えいたします。
私からは、学校体育館のエアコン設置についての基本的な考え方について御答弁申し上げ、他の御質問につきましては、担当部長より御答弁申し上げますので、よろしくお願いしたいと思います。
私は、今夏の記録的な猛暑を踏まえ、小中学校の体育館への空調設備の設置は、喫緊の課題であると認識しております。小中学校の体育館は児童・生徒の学習の場であるとともに、災害時には避難所にもなる、極めて重要な施設であります。教育環境の改善や防災機能の強化の観点から、過酷な気象状況にも対応できる体育館の環境整備が必要であると改めて認識いたしているところであります。
また、国及び東京都における公立小中学校に対する来夏の熱中症対策は、国においては現補助制度を充実したことにより、各教室等への空調設備の設置支援を強化し、東京都では新たに体育館の空調設備の設置に伴う支援の実施を決定し、それぞれ平成30年度の補正予算等において、その考え方を示したところでございます。御指摘のとおりであります。
小中学校の体育館への空調設備の設置には、多額の費用を伴うことから、今般の東京都など、補助制度を十分に精査した上で、体育館の空調設備の設置について検討し、さらなる教育施設の安全性並びにその機能、性能の確保を図っていきたいと考えておりますので、よろしくまた御指導のほどお願いいたしたいと思います。
○議長(木﨑親一議員) 高橋学校教育部長。
(高橋学校教育部長 登壇)
◎高橋学校教育部長 御質問の1点目、学校体育館のエアコン設置についての来年夏に向けた市の取り組みについて御答弁申し上げます。
初めに、現状で冬場の対応はどうなっているのかについてであります。
冬場における各小中学校の体育館の対応といたしましては、学校や教育委員会が所有するストーブを使用し、体育館の温度を上げることにより、教育環境の保持に努めています。また、避難所となった場合の冬場の対応といたしましては、昭島市地域防災計画に基づき、寒さに考慮した対策としてストーブの設置のほか、カーペットや毛布を配布することとしております。
次に、都の補正予算が示されたが、市はどのように対応するのか、についてであります。
東京都の平成30年度12月補正予算案の内容については、東京都教育委員会から平成30年11月16日付文書により通知がありました。その通知では、本補正予算案で創設する補助制度の枠組みは示されましたが、事業実施方法等の詳細については、補正予算決定後、12月中旬に開催する説明会において明らかにする予定となっております。そのため、予算措置の時期や今後のスケジュールなどについては、この説明会の内容を踏まえ、速やかに検討してまいります。
次に、冷水器の設置についてであります。
水分補給は熱中症予防対策として欠かせないものと認識しております。このため、各小中学校においても児童・生徒に対し、水道水等の摂取を指導しているところございます。御質問の体育館への冷水器の設置につきましては、設置場所や給排水設備、設置費用などの課題もありますことから、今後、補助制度や他市の状況などを踏まえ、研究してまいります。
◎金子都市整備部長
御質問の2点目、街路灯のLED化について、御答弁申し上げます。
初めに、今後の取り組みについてであります。
平成30年10月31日現在、市内には8312灯の街路灯が設置されております。LED化への手法を検証した平成24年度から順次交換に着手し、現在は1604灯の交換が完了しており、LED化率は19.2%となっております。
当初は、年300灯を超える街路灯を交換しておりましたが、2020年に水銀灯の製造が中止となることから、現在は交換単価の高い水銀灯に重点を置いて交換を進めているところでございます。また、こうした社会情勢の変化に対応しながら、計画的に進める手法について検証を行っているところでございます。
これらの状況を踏まえ、さまざまな手法を取り入れる中で、街路灯のLED化完了までの期間は、おおむね10年程度を目標としております。今後において、新たな財源の確保や器具本体の価格変動への対応、新たな発注方法の取り組みなど、市民の安全・安心のため引き続き、LED化の早期完了を目指してまいります。
次に、通学路の街路灯のLED化についてであります。
通学路の街路灯のLED化につきましては、現在、御要望や御指摘があった箇所から必要に応じて順次、個別に対応している状況でございます。冬の時期は日没が早いため、クラブ活動などで帰宅が遅くなることもあることから、暗いと不安であるとの声もいただいております。また、PTA、学校、教育委員会、警察、市の主管課による通学路の合同点検や、自治会などからの要望もいただいている状況でございます。
通学路となっている道路にも、街路灯はおおむね設置されており、防犯灯の照度基準に定められている必要な照度は確保されていると考えておりますが、器具の経年劣化や設置間隔などにより、暗く感じる場所もあることは認識しております。
今回いただいた御提案を考慮し、今後とも学校、PTAはもとより、地域、警察などの関係機関と綿密に連携し、子どもたちの安全を確保するため、通学路の街路灯のLED化に努めてまいります。
◎山口生涯学習部長
御質問の3点目、くじらを生かしたまちづくりについて、御答弁申し上げます。
初めに、これまでの取り組みについてでございますが、本年1月に論文が発表され、アキシマクジラが新種として世界に向けて発信されました。これを受け、新聞等のメディアに取り上げられ、市内外から多くの反響をいただきました。市では、ホームページやパンフレットを一新したほか、環境緑花フェスティバルを皮切りに、昭島市民くじら祭など、市内で開催されるさまざまなイベントで特設ブースを設置し、啓発に努めるとともに、群馬県立自然史博物館の協力のもと、研究者の講演会や実物化石の展示等を行ってまいりました。
また、児童・生徒を対象としたパンフレットの作成・配布や、各小学校の全校集会で横断幕を掲示した講話や、特別授業など、小中学校においてもアキシマクジラの希少性と重要性を学ぶ施策を実施しております。
現在までの取り組みの中で、多くの市民の方々にアキシマクジラについての知識を深めていただいたと実感しておりますが、まだまだ知られていない学術的な希少価値等につきましては、平成32年3月に開館予定の教育福祉総合センター内、郷土資料室において深く学んでいただけるように、化石のレプリカのほか、展示内容等を検討してまいります。
次に、2点目のミズベリングの取り組みについてでございますが、御提案いただいたイベントの開催につきましては、多摩川を活用して地域の活性化を図る手法として大変有効な手段であると認識しております。また、多摩川の魅力を市内外の方々に伝えるとともに、アキシマクジラの化石の発見場所として多くの方々に知っていただき、親しみを持っていただけるような効果も期待できます。
イベントの実現のためには、市民と行政、また企業の御協力も不可欠であると考えますので、御紹介いただいた自治体等の事例や、現在実施している他団体のイベントなども参考に今後、研究してまいります。
なお、御指摘いただいた場の整備も必要となってまいりますので、駐車場の整備につきましては、今後検討してまいります。
続きまして、3点目、クジラTシャツやグッズの販売についてでございますが、本年4月より各種イベントで職員が身に着けておりますTシャツにつきましては、御質問にもございましたが、どこで手に入るのか等のお問い合わせをたびたびいただいております。これにつきましては、市販のTシャツに職員がデザインした図柄をアイロンプリントで張りつけた手づくりのもので、市主催のイベント等でアキシマクジラのPRブースに配置する市職員が着用しているものです。
御提案いただきましたTシャツを初めとするグッズの販売につきましては、各種イベントにおいて今年度から行っておりますアキシマクジラPRイベントの中の一事業として実施が可能か、PR効果やコスト、販売経路等を含めて研究してまいります。
平成32年3月には、教育福祉総合センターのエントランスにアキシマクジラの原寸大化石レプリカを設置する予定ですが、それまでに全ての市民の方々にアキシマクジラを知っていただき、親しみを持っていただき、アキシマクジラを中心にまちに活気とにぎわいが生まれるよう、PR活動に努めてまいりたいと存じます。
