昭島市 平成27年3月 定例会(第1回)
3月3日
◆4番(赤沼泰雄議員)
おはようございます。
ただいま議長の御指名をいただきましたので、通告に従いまして、順次質問させていただきます。
あえて具体的な内容には触れませんけれども、最近、「後悔先に立たず」とのことわざを実感せざるを得ない事件や出来事が重なりました。今期最後の一般質問となります。悔いのないようにしっかりと質問をさせていただきますので、悔いのない答弁をよろしくお願い申し上げます。
初めに、Aバスの利便性向上についてお伺いいたします。
コミュニティバス、Aバスは、平成13年より市内の交通不便地域の解消を目的に、利用対象を限定しない、だれもが乗車できる公共交通機関、こうしたものを基本理念として運行を開始し、昭島市民の身近な交通機関として定着してきております。しかしながら、平成27年度の予算ベースでは運行補助金が約4600万円でありますので、1台当たり1500万円強の持ち出しということになります。その金額が妥当かどうかという点では意見が分かれるところかもしれませんが、今後さらに進む高齢化とともに、ますますニーズが高まってくると思われます。そのような中で、Aバスの運行を持続可能なものとするために、利用者拡大の取り組みは避けて通ることができないのではないでしょうか。平成24年にルートの見直しを行い、現在は検証中とのことでありますが、将来的にはさらに運行ルートの見直しを行うことになると思います。これまでのルートは、すべて1周するのに1時間以上要しておりましたので、1時間に1本以上走らせることはできておりません。しかしながら、多くの方々から寄せられる声は、市役所や病院等を経由してほしいというものと同時に、1時間に1本も通らないので当てにならない、運行本数をふやしてほしいという2点が圧倒的であります。
私は、これまでにも何度となく利用者をふやすためには利便性を上げること、そのためにもルートを短くして1周にかかる所要時間を短縮することを提案してまいりましたが、いまだに実現には至っておりません。1ルート当たりの所要時間を少なくとも1時間以内、理想は30分程度のルートで組み、試行運転で結構ですので、ぜひ一度検証していただきたいと思っております。
そこで、まずお伺いいたしますが、利用者の増加、拡大に向けて、どのような取り組みをお考えでしょうか。
Aバスの基本理念には、利用対象を限定しないとありますが、2025年問題に象徴されるように高齢化は進む一方であります。高齢化が進めば、運転免許を持たない、あるいは自家用車を持たない高齢者がふえることになります。そうした高齢者を初め障害者や子どもなど、いわゆる交通弱者は、今後10年というスパンで見た場合に増加傾向にあるのであります。人口構成など、Aバスにかかわる環境が時代とともに変わってくれば、利用対象に対する考え方も変えてしかるべきではないでしょうか。
そこでお伺いいたしますが、交通弱者に配慮したルートの見直しについて御所見をお聞かせください。また同時に、専門家の意見も反映させながら、昭島市にとって最もふさわしいコミュニティバスのあり方を確立するために、地域公共交通会議を設置することについてのお考えもあわせてお聞かせください。
一点、車両のことにも触れさせていただきたいと思います。本年1月に平成27年度予算原案を発表した舛添都知事は、「2020年大会を起爆剤として、水素社会というレガシーを後世に残したい。燃料電池バスの開発・導入を促進するため、新たな補助制度を創設します。この補助を契機に、燃料電池バスの普及をさらに推進していきたい」と述べられておりました。水素ステーションの整備という課題や購入コストの問題などはあるものの、環境に優しい燃料電池車の普及が与える影響は、単に自動車業界にとどまらず、日本のエネルギー問題全体にもかかわってまいりますので、大いに期待したいところであります。
そこでお伺いいたしますが、Aバスの車両入れ替えの時期などに燃料電池バスを導入する可能性について、市のお考えをお聞かせください。
次に、東中神駅周辺のまちづくりについて、1点目として、東中神駅周辺の諸問題についてお伺いいたします。
これまでに何人かの議員の皆様からも一般質問等で取り上げられてきた問題も少なくありませんが、今回改めてお伺いするものであります。
初めに、商店街の活性化についてお伺いいたします。東中神駅南口の改札を出ると、目の前に広がるくじらロード商店街ですが、一番身近な顧客となるUR住宅や都営住宅の住民の高齢化、特に耐震補強工事を見据えた対応だと思われますが、都営住宅は現在、空き家が大変多くなっております。また、やむを得ないとはいえ、駐車禁止の取り締まりの強化など、商店にとってはマイナスの要素が目立ち、かつての活気やにぎわいは見られません。
昭島にできます法務総合センターと同じように、市内に医療刑務所や研修所などの法務省関係の各種施設を抱える大阪の堺市を視察したことがありますが、例えば研修所に来ている多くの研修生が、夜の自由時間を利用して飲食店などを利用する実態を伺ってまいりました。したがいまして、現時点でそのような飲食店の需要は見込まれるわけですが、その需要に対する供給は駅の北側、あるいは立川方面で十分対応できてしまい、南側の活性化につながる可能性は低いのかもしれません。商売ですので、商店の方々の努力が基本とはなりますが、駅周辺のまちづくりという観点では、市としてかかわる部分も少なくないのではないでしょうか。
施政方針の中で、「本市の東の玄関口であり、昭和記念公園昭島口の利用駅ともなる東中神駅につきましても、北口交通広場と南北自由通路の整備並びに駅舎の橋上化を推進し、東中神駅周辺の活性化を図ってまいります」と述べられておりました。そこには当然、南側も含まれているものと思います。
そこでお伺いいたしますが、くじらロード商店街を初めとする駅南側の活性化についてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。
次に、駐輪場の確保と放置自転車対策についてお伺いいたします。
今回の議案にも示されておりますが、東中神駅周辺の自転車等駐車場で、廃止になるところもあれば、新たに設置されるところもあります。今年度は実施設計、この4月以降にはいよいよ東中神駅の橋上駅舎化、南北自由通路の建設が始まり、東中神駅周辺の環境も大きく変わろうとしております。議員提要の申し合わせ事項に「同趣旨の議案が提出されている場合は、その議案提案の際の質疑で行い、一般質問は省略する」とありますので、具体的な質問はいたしませんが、放置自転車を危惧する声があります。放置自転車などによって駅周辺の景観が損なわれることになっては、せっかく生まれ変わって新しくきれいになる駅舎も台なしであります。ぜひそのようなことにならないよう、駅周辺の環境整備に取り組んでいただきたいと思いますが、御所見をお聞かせください。
次に、駅構内の木製ベンチについてお伺いいたします。昨年の第2回定例会において、東中神駅自由通路整備及び駅舎建て替えに関する基本設計・実施設計協定についての報告がありましたが、その際に「東中神駅独特の木製ベンチや柱など少しでも残せるものは残しながら、レトロな雰囲気の継承や温かみのある材質、色合いを取り入れております」という説明がありました。駅構内のベンチは強化繊維プラスチック、いわゆるFRP製が最も一般的ですが、リサイクルの観点から現在は樹脂性のベンチが一般的になっているようであります。しかしながら、そうしたFRPや樹脂性のベンチは座った際に冷たく感じるようで、やはり木製のベンチの方が温かみがあるようであります。木製のベンチという点では、昭島市と交流のある奥多摩や岩泉の木材を使用した木製のベンチというのもいいのではないでしょうか。特に、奥多摩町も岩泉町も宿泊助成事業の対象地域であります。宿泊助成事業のシンボルとして、奥多摩や岩泉の木材を使用した木製のベンチを設置することも有意義であると思われます。
そこで改めてお伺いいたしますが、現在の駅構内にあるベンチを残すことも含めて、木製のベンチを設置することに対する御所見をお聞かせください。
2点目として、市民図書館の移転についてお伺いいたします。
現在の市民図書館は、昭和48年5月、当時の図書館としては斬新な設計の図書館として開館し、館内も広々として明るく、市民に親しまれ利用しやすい図書館であったとお聞きしております。当時小学6年生であった私も、足しげくというほどではなかったかもしれませんが、できたばかりの図書館に何度も足を運んだことを覚えております。その市民図書館が都市計画道路3・2・11号の道路整備に伴い、(仮称)教育福祉総合センターとして、学校統合後のつつじが丘南小学校の跡地に移転することになりました。これまでにも議会の場で取り上げられておりますが、市内東部地域にお住まいの方々からは、図書館あるいは分館などの図書館機能を残してほしい、また子育て世帯の方々からは、子どもたちと読み聞かせを行えるスペースを確保してほしい、こうした声が大変多く上がっております。
そこで、まず東部地域に図書館機能を残すことについてお伺いいたします。これまでの質疑を通じて、東部分館的な機能の有力な場所としては立川基地跡地である。市としては何らかの形で東部図書館機能というものを確保していかなければならないとの説明をいただいてまいりました。特に、立川基地跡地の案は民間の商業施設などが前提になっていたと記憶しております。しかしながら、その前提が崩れた場合はどうするのでしょうか。改めて東部地域に図書館機能を確保していくという強い意思を示していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
また、市民図書館が教育福祉総合センターとしてつつじが丘南小学校跡地に移転しますと、新幹線図書館はどのように活用されることになるのでしょうか。中央図書館ともいうべき施設がすぐ近くに移転してくれば、新幹線図書館の存在価値は大きく低下いたします。そこで、昭和公園のD51(デゴイチ)と併設してはどうか、あるいは東中神駅南口駅前のロータリーに移設できないかなどといった声もあります。どのような活用方法がよいのかは別として、少なくとも今の場所にそのまま残すのはいかがなものかと思われます。ぜひ移設も含めた積極的な活用をお願いしたいと思いますが、市の考えをお聞かせください。
一方、図書館機能を確保すると言っても、公共施設の管理運営コストの観点からは、施設をふやせばいいというわけにはいかないと思います。今回の移転に合わせてということにはならないかもしれませんが、施設を極力ふやさず、サービスは低下させないという視点で見た場合、やはり学校施設は魅力的であります。当面は、いずれかの場所に図書館機能を確保したとしても、将来的には昭和中学校を建て替える際に複合化することも視野に入れるべきではないでしょうか、御所見をお伺いいたします。
最後に、交通安全対策について。都道151号線、153号線周辺の諸問題についてお伺いいたします。
最近、都道151号線と江戸街道がぶつかる昭和中学校と総合スポーツセンターの間の昭和中学校交差点周辺の問題を初め、そこから都道153号線、いわゆる福島通りで、福島交番を経由して南下する沿道の問題について幾つかの御指摘をいただきました。一つには、東中神駅から自転車で昭和中学校交差点に向かい横断しようとしたところ、図書館方面から進行してきた車と接触しそうになったというものであります。もう一つは、ベビーカーを押しながら東中神駅から福島会館へ向かおうとしたときに、東中神駅から交差点までを右側通行すると、交差点からの福島通りは歩道がなくなります。逆に駅前から左側を通行すると、総合スポーツセンターの前の横断歩道を経由してから福島通りに戻りますが、そのときに桜の木に歩道がふさがれているため、車道を通らなければなりません。以前設けていただきましたスポーツセンターの敷地内の通行する通路もありますが、傾斜があるためベビーカーでは通行しづらいという御指摘でありました。さらにその先の福島交番前交差点から南下する福島通りは、車両の交通量が多い反面、道幅も狭く、ベビーカーで通行するのが怖いだけでなく、歩行者であっても立ちどまって車両の通過を待たなければならない場合があるような、非常に危険な道路であります。そこで幾つかの点についてお伺いいたします。
1点目として、昭和中学校交差点の交通安全対策ですが、先ほど紹介させていただいた例は、都道151号線を車で南下して交差点に差しかかり、赤信号で停止した後、交差点内にある矢印信号が点灯するわけですけれども、その信号を見て発進したために自転車と接触しそうになったものと思われます。もちろんこれはドライバーの信号無視であり、不注意以外の何物でもありませんが、変則六差路というのでしょうか、わかりにくい交差点であることは以前からたびたび指摘されておりました。今後、都市計画道路3・2・11号の道路整備によって交差点周辺も変わることが考えられますので、信号等が今よりもわかりやすい交差点になるよう関係機関に働きかけていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
2点目に、交差点から福島通りの歩道を桜の木がふさいでいる部分の改善については、今後どのように取り組まれる予定でしょうか。また、昭和中学校交差点から八清ロータリーに向かう道路についてですが、昭和出張所北側部分は歩道橋の階段が歩道をふさぐ形になっております。幅員の狭い道路であることから、歩道確保の要望があります。歩道確保の可能性についてはいかがでしょうか。
3点目として、福島交番を南下する道路の歩道確保についてはいかがでしょうか。以前、カラー舗装や無電柱化についても提案させていただいたことがありますが、その点も含めてお伺いしたいと思います。
私の質問は、以上です。
◎北川市長
赤沼泰雄議員の一般質問にお答えいたします。
私からは2点目の東中神駅周辺のまちづくりについてのうち、基本的な部分について御答弁申し上げ、他の御質問につきましては担当部長より御答弁を申し上げます。
立川基地跡地が米軍から返還をされましてから40年近くの年月が経過をいたしております。ようやく現在、その土地活用を図るべく市街地整備事業が進められてきております。市ではこの市街地整備事業の進捗にあわせまして、長年の懸案であります北側から東中神駅を利用なされる方の利便性を向上いたすべく、南北自由通路整備及び駅舎建て替え事業に取り組んでおります。そのほか東京都におきましては、駅北側の都営住宅の建て替え事業に取り組んでおり、駅東側に位置いたします昭島都市計画道路3・2・11号につきましても、鉄道と立体交差する形での整備事業が予定をされております。また、近接をいたします国営昭和記念公園におきましては、その整備・管理運営プログラムの中で、残堀川調節水系及び昭島口ゲート周辺は立川基地跡地昭島地区の市街地整備事業の動向を注視しながら、東中神駅方面から公園へのアプローチを強化するなど、再整備の検討を進めることといたしております。
こうした時期を同じくして行われますさまざまな事業によりまして、東中神駅周辺は大きく変化をしてまいります。多くの来外者を迎えられる東の玄関口としてのまちづくりを行い、にぎわいと活気を創出してまいりたいと考えております。あわせまして、既成市街地につきましても調和のとれた市街地形成を図ってまいりたいと考えておりますが、まずは住民の皆様、また商店等の方々に対しまして、まちづくりの進捗状況などの情報提供を行い、機運の高まりをとらえる中で、ともに検討いたしてまいりたいと存じます。
以降、担当部長より御答弁を申し上げます。
◎水野市民部長
御質問の1点目、東中神駅周辺の諸問題についてのうち、商店街の活性化について御答弁申し上げます。
商店街は消費者と近接して日常生活に必要な食料品や衣料品、そして雑貨などを提供しておりますが、御質問のくじらロード商店街を初めとした市内の各商店街は、地域の大型店との競合や近隣の住環境の変化により、厳しい経営が続いているものと推察をいたしております。このような中で、立川基地跡地の市街地整備事業及び東中神駅舎の橋上化や、南北自由通路の整備事業などを見据えますと、東中神駅周辺は居住及び通勤人口の増加にあわせて青梅線の南側と北側の交流が促進され、新たな商業と市民交流の場として大きな転機を迎えるものと期待をいたしております。市といたしましても、このたびの国の緊急経済対策事業である地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金や他の補助制度の活用を踏まえ、くじらロード商店街を初めとした各商店街と連携して、商店街の活性化に取り組んでまいる所存であります。
◎花松都市整備部長
御質問の大綱2点目、東中神駅周辺のまちづくりについてのうち、1点目、東中神駅周辺の諸問題についての駐輪場の確保と放置自転車対策について御答弁申し上げます。
東中神駅自由通路及び駅舎橋上化事業につきましては、今年度実施設計を進めているところでございます。事業を遂行する上で支障を来す現在の自転車等駐車場は、仮自転車等駐車場に移転をしていただく予定ではございますが、事業完了後、状況を見ながら限られた中での再整備を計画していきたいと考えております。そうした中で、利用者の皆様には丁寧な説明と、駅前駐輪場再整備計画の中でどのような整備ができるかは、今後、調査研究してまいりたいと存じます。
放置自転車の取り締まりと今後の対応についてでございますが、市が行う放置自転車の取り締まりの目的は、駅前広場やその道路など公共の場所での歩行者等の通行や、救急や消防など緊急活動の妨げになると同時に、都市の美観を損ねる放置自転車をなくすことによって、歩行者の安全と良好な生活環境を継続的に保つことでございます。市といたしましては、駅前は自転車等放置禁止区域に指定されており、鉄道利用だけではなく、バス停や商店街など、お年寄りや障害を持たれた方などを含め、多くの方が安全で安心に通行できるよう放置自転車対策に努めております。
対策の内容といたしましては、放置禁止区域での啓発看板の掲示や見回り、警告札の張りつけ、委託業者による撤去作業などを実施しております。今後の対応といたしまして、今までの対策を継続しながら、注意喚起、啓発等、さまざまな方法を調査、研究してまいります。
次に、駅構内の木製ベンチについてのうち、現在のベンチを残すことについてでございますが、現在、東中神駅は木造駅舎とともに、ホームには木製ベンチが設置されております。今回、東中神駅自由通路及び駅舎橋上化事業において、設計段階から現存の古風な駅舎の雰囲気を尊重し、和風的な趣を残す駅舎とし、現況ホームにつきましてもできる限り残すよう検討しているところでございます。しかしながら、駅舎が橋上化になることから、駅中央の上り、下りホームのベンチや、北側自由通路が東側に延長されることから、上りホームの東側のベンチを残すことは困難な状況にございます。下りホームの東寄りベンチは一部確保となりますが、事業進行段階でも、できる限り保存に努めてまいります。
復旧されるベンチの規模及び使用につきまして、鉄道敷内の設備は基本的にJR基準にのっとり復旧されることでありますが、現在の趣が感じられるような木製ベンチの設置を要請してまいります。
◎伊東生涯学習部長
御質問の2点目、東中神駅周辺のまちづくりについてのうち、市民図書館の移転について御答弁申し上げます。
初めに、東部地域に図書館機能を残すことについてでございますが、昭島市民図書館の敷地は昭島都市計画道路3・2・11号の事業区域となっており、道路整備に伴い、昭島市民図書館を移転する必要がございます。市といたしましては、昭島市民図書館移転後の東部地区への図書館の必要性は十分認識しており、今後設置する方向で設置場所や規模などについて検討してまいります。
次に、新幹線図書館の活用についてでございます。現在、つつじが丘地区には図書館機能を持った(仮称)教育福祉総合センターの整備が予定されており、同地区にあるつつじが丘分室新幹線電車図書館につきましては、その必要性について今後、市全体の中で検討すべきものと考えております。
新幹線電車図書館の活用につきまして具体的な御提案をいただきましたが、平成4年4月にオープンして以来20年を超える年月が経過しており、老朽化が進行している状況にあります。また車両の長さが25メートル、高さが4メートル、重量が50トンあるこの車両を移設するには、輸送方法や警察署との調整などの課題があるほか、財政面でも困難性がございます。
次に、学校施設との複合化についてでございますが、昭島市立昭和中学校を建て替える際に、図書館などを含めた複合施設としてはどうかとの御提案でございますが、建設費や維持管理費などが縮減できるメリットがある一方、敷地内にさまざまな方が出入りするため、セキュリティーや教育環境等、課題も考えられることから、今後研究してまいります。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。
◎花松都市整備部長
御質問の大綱2点目、東中神駅周辺のまちづくりについてのうち、交通安全対策について御答弁申し上げます。
初めに、都道151号線・153号線、昭和中学校交差点の交通安全対策についてでございます。この交差点は六差路となっており、村山街道踏切から福島町方面への通行車両には、通行規制をする信号と交差点内に滞留した車両の通行規制をする信号があります。停止線から信号までの距離があることから、停止線付近で停止中の車両が、本来対象としない交差点内に滞留した車両を規制する信号に基づき交差点内に進入することにより、青信号で横断中の歩行者と交錯する危険性があることは認識しております。この信号の安全対策につきましては、道路管理者である東京都や昭島警察署とも連携しながら進めてまいります。
次に、都道153号線総合スポーツセンター西側の桜が歩道をふさいでいる状況の改善についてでございます。御指摘の都道部には桜の古木が歩道をふさいでおり、歩行者の通行を妨げている状況です。本市の対策といたしまして、総合スポーツセンター側に歩行者の通路を確保しておりますが、段差や通路幅が狭小などにより、高齢者や車いすの方、ベビーカーなどの利用者に支障があることも認識しております。地域に愛され親しまれている桜の木の対応を図りながら、どのような歩道確保ができるか、道路管理者であります東京都とも連携しながら、本市といたしましても調査、研究してまいります。
次に、都道153号線昭島消防署昭和出張所北側の歩道確保についてであります。歩道橋の階段幅と歩道幅が同程度のため、歩行者通路が確保できない状況であります。現在は歩道確保のための用地確保ができない状況ですので、近接地の土地利用を注視してまいります。
次に、都道153号線福島交番から南側部分の歩道の確保についてでございます。この区間は車両の交通量が多い反面、道路幅が狭く、歩行者通行にも危険な状況であります。市といたしましても、当該区間の交通安全対策のために道路幅員の拡幅と歩道整備を東京都に対し以前より要望しております。しかしながら、現在のところ東京都において拡幅計画がないことから、市民の安全・安心のために、本市といたしましても昭島警察署を初め関係各所と連携をして交通安全対策に取り組んでまいりますので、御理解をお願い申し上げます。
続きまして、御質問の大綱1点目、Aバスの利便性向上についてのうち、1点目、利用者増加への取り組みについて御答弁申し上げます。
Aバスは市内の交通不便地域の解消を目的に、利用対象を限定しない、だれもが乗車できる公共交通機関を基本理念とし、運行しております。平成24年7月に効率的な運行を目的に、市民の皆様の御理解をいただきながらルート変更を実施させていただいた中で、ルート変更後、徐々に乗降者数が増加しているところでございます。現在の取り組みでございますが、現在、3ルートの路線及び時刻表を広く多くの方に知っていただくために、観光協会を初め市内の公共施設、バス停の近くの病院や調剤薬局等にて、ルートを含む時刻表を配備させていただき、多くの方に利用していただいております。また、携帯端末による検索サービスや、毎年1回、新聞に1万2000部の折り込みを実施しております。今後においても、同じくコミュニティバスを運営している近隣市と協議会を通じ情報交換をしながら、さまざまな手法を調査、研究してまいります。
次に、交通弱者に配慮したルートの見直しについてでございます。交通不便地域の解消を目的に、利用対象を限定しない、だれもが乗車できる公共交通機関を基本理念として運行しておりますAバスにおいて、収支改善を目的にルート変更し、徐々に乗降者数が増加しているところでございます。しかしながら、消費税の増税やバス事業者の労働環境の改善など、新たな収支改善策の必要性も発生しているところでございます。他市においても、福祉的要素が含まれる交通弱者における交通機関とコミュニティバスを区分けして検討している市もあることから、今後も他市の動向を注視しながら調査、研究してまいります。
次に、地域公共交通会議の設置についてでございますが、地域公共交通会議は、地域の実情に応じた適切な乗り合い旅客運送の形態及び運賃に関する事項、自治体運営有償運送の必要性、利用者からの収受する対価に関する事項、その他これらに関し必要となる事項を協議するために設置されるとしております。昨今の地域交通を取り巻く環境は年々変化してきており、本市のコミュニティバスにおいても、ルート変更後の効果を検証しているところでございます。地域需要に即した乗り合い運送サービスの提供、地域住民の交通利便性の向上を踏まえた地域交通のあり方も検討する必要があることから、他市で開催されている地域公共交通会議などを含め、調査、研究してまいります。
次に、燃料電池バス導入の可能性についてでございますが、環境に優しいことが最大のメリットとされる燃料電池において、自動車業界も積極的な開発が進んでおります。その他にも燃料電池には騒音を発生しない、発電効率にすぐれ、送電ロスが少ないなどのメリットがある反面、まだ開発途上ということもあり、コストや電池寿命の短さ、インフラ整備としての水素ステーションの開設等が心配されるところでございます。しかしながら、環境提言における技術の進歩は目まぐるしいものがあり、コミュニティバスとして利用される燃料電池式小型バスの開発も期待されるところでございます。市内のコミュニティバスは現在3台で稼働し、うち2台は平成24、25年度に買い替えており、もう一台の買い替え時期において、開発状況を踏まえ、調査、研究してまいります。
