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昭島市 平成15年6月 定例会(第2回)

6月17日

◆4番(赤沼泰雄議員)

おはようございます。ただいま議長より御指名をいただきましたので、通告に従い、順次質問をさせていただきます。
 
まず第1点目として、東中神駅周辺の諸問題についてお伺いします。
 厚生労働省の推計によると、2015年には国民の4人に1人が65歳以上の高齢者となり、本格的な高齢社会を迎えると言われております。急速な高齢化が進む中で、お年寄りに限らず体の不自由な方からも、安心、安全に出かけられる社会の構築がますます求められるようになっております。そうした時代の要請を受けて、公明党が推進し、2000年5月には交通バリアフリー法が、そして昨年7月には改正ハートビル法が成立しました。
 ここ昭島市内にあるJRの駅についても、既に西立川駅、昭島駅にはエレベーターやエスカレーターが設置され、お年寄りや体の不自由な方から大変喜ばれているところです。そして、次はいよいよ長年にわたる懸案事項でありました拝島駅の自由通路及び関連施設の整備が具体的になりつつあり、今日までさまざまな努力をされてきた関係者の皆様に感謝と敬意を表するものであります。
 さて、先日の公明新聞に、お年寄りの転倒についての記事が載っておりました。それによると、1年間で1割から2割のお年寄りが転倒し、お年寄りの大腿骨頸部骨折の80%以上が転倒によるとありました。そして機能回復のためには長期間の入院治療が必要となり、身体機能の低下が加速される。そのため歩行困難や、つえ歩行を余儀なくされ、活動範囲が一段と制限される。場合によっては、脳血管障害、痴呆や高血圧などの合併症につながることもまれではない。また、別の調査結果によれば、寝たきりになるお年寄りの11.7%が転倒によると言われており、寝たきりにならないまでも転倒を経験することにより、移動の自信感を失い、外出を制限するようになる。このため、さらに身体機能が低下する。そのような悪循環が指摘されておりました。結論として、転倒を予防するには環境要因を改善し、転倒の可能性を減らすしか方法はないというものでした。
 高齢化時代にあって介護に関するさまざまな問題も大変深刻であります。同時に、介護を必要としなくても済むように、未然に防ぐことについても真剣に取り組まなければならないと思います。そうした意味でも、公共の交通機関である東中神駅のバリアフリー化は急務であると考えます。私のもとには大変多くの方からバリアフリー化を望む切実な声が寄せられておりますし、また市内にお住まいの重度の視覚障害をお持ちの方からは、「以前住んでいた地域と比較すると、昭島市は点字ブロックなどの整備が十分ではなく、外出しにくい町です」と言われる現状もあります。
 昭島市総合基本計画の中に、「高齢者が地域で敬愛され、自立した生活を送ることができ、生きがいをもって社会に参加できる環境を整えていくことが必要です」とあります。また、「すべての障害者が地域社会で生き生きと社会生活を送れるよう、みずからの意思で気軽に出かけられるまちづくりを進めます」とうたわれているように、お年寄りや体の不自由な方が安心して外出できるまちづくりのためにも、東中神駅の一日も早いバリアフリー化の実現を求めるものです。
 それと、東中神駅西側の踏切についても、付近に小学校を初め病院や老人ホームなど、さまざまな施設があることから、自動車とともに車いす、自転車、歩行者が横断します。現状として片側に歩道が設けられてありますが、特に、車いすと自転車などが自動車とともに横断する際に大変怖い思いをするという声が上がっております。この東中神駅西側踏切の拡張整備についてどのようなお考えをお持ちなのか、あわせてお聞かせください。
 
次に、第2点目として、雨水浸水対策についてお伺いします。
 いよいよ梅雨の季節を迎えました。市内各所で、雨が降った後の水はけが悪くて大変困っているといった苦情をお聞きします。雨水浸水対策は市としても積極的に取り組んでいただいていることと思いますが、まだまだ住民の意識とは隔たりが大きいようです。中部1号幹線、残堀2号幹線など、幹線を中心に整備されているようですが、市道などへの雨水管の敷設についてはどのような計画を持たれているのでしょうか。そこで、雨水管の整備状況と今後の見通しについて具体的にお聞かせください。
 また、そうした中で、例えば市道南 350号、 352号線は全体的に水はけが悪く、多少の雨でも水がたまる箇所が随所に見られます。台風など大雨のときには大人のひざまでたまるところもあります。また、小学生の通学に使われている道でもあり、保護者からは何とかしてほしいとの切実な声が上がっております。こうした箇所については個別に早期に対応すべきだと考えますが、今後の市の取り組みについてお聞かせください。
 
最後に、第3点目として、昭島市立昭和公園整備構想についてお伺いします。
 公園は、小さな子どものためには格好の遊び場であり、若い人には憩いの場、そしてお年寄りには安らぎを得る場として、幅広い世代の人たちに親しまれる場です。中でも昭和公園は、その面積の大きさといい、緑の多さといい、自然と触れ合う昭島市の中央公園とも言うべき公園です。しかしながら、施設の老朽化が目立ち、生い茂った木々はうっそうとして暗いイメージの公園となっており、時折見かけるホームレスや犬の放し飼いなど、不安で小さな子どもを連れて行きたくはないといった声も聞かれるほどです。そのため若いお母さんたちは、遊具など環境の整った公園を求めて周辺の市に車を走らせているという現実もあります。
 昭和公園整備構想には大変魅力的な内容が示されており、現状の昭和公園に不満を持つ方々の要望にも十分こたえられる内容になっていると思います。その中で、特に野球場のナイター設備については、長年にわたり大変多くの方々からの要望でもあり、計画の中でも優先して実現してほしいとの声が多数寄せられております。そうした要望も踏まえて、ぜひとも早期実現に向けて積極的に取り組んでいただきたいと思います。そこで、今後の具体的なスケジュールをお聞かせください。
 また、昭和公園整備構想の中には示されていないようですが、お年寄りの方はもちろん、体の不自由な方も一緒になって楽しめるスポーツということで、最近は昭島市内でもグランドゴルフの愛好家がふえてきているようです。しかしながら、そのスペースがなかなか確保できないというのが現状です。もちろんそのときそのときのはやり廃れもあり、すべてを網羅することは難しいと思いますが、今後、整備構想を実現していく中で、より多くの方々の希望が反映されるように取り組んでいただきたいと思いますので、その点も含めてお聞かせください。
 
以上で、質問を終わります。

◎北川市長

赤沼泰雄議員の一般質問につきまして、私より3点目の昭島市立昭和公園整備構想について問うにつきまして御答弁申し上げ、他の御質問につきましては担当部長より御答弁を申し上げます。
 昭和公園整備構想についての今後の具体的スケジュールでございますが、昭和24年開設以来、既に50年以上が経過いたしました。ゆとりと安らぎのある公園として老朽化した施設をリニューアルし、安全で市民に親しまれる公園として再整備を行うため、昨年3月に昭和公園整備構想を策定いたしたものでございます。しかし、この厳しい財政状況を勘案する中で、昭和公園整備構想の実現に向けて、いかに整備していくか、その方策を導き出していく必要がございます。このことを踏まえまして、本年度は昭和公園整備事業における民間資金等活用のPFI事業の可能性調査を行う予定でございます。調査内容は、PFI事業の範囲、また事業方式、さらには市みずからの実施とPFI事業との財政負担の比較、検討などを中心に行ってまいります。今後はこの調査結果を踏まえますとともに、今後の財政状況を勘案する中で、整備計画について検討していかなければならない状況にございます。したがいまして、現時点では今後のスケジュールをお示しできる段階には来ておりませんので、御理解のほどをよろしくお願いをいたします。
 次に、高齢者、障害者等が参加できるスポーツ施設の整備でございますが、この構想策定に当たりましては、市民懇談会、市民説明会の開催や市民アンケートなどの実施を通じまして、市民の皆様方の御意見、御要望をちょうだいしながら、策定をいたしたものでございます。
 なお、本整備構想における運動施設につきましては、大枠の考えを組み立てたものでございます。御配慮ある御質問のといいますか、御要望のグランドゴルフ等の施設整備につきましては、運動施設面積の制限等もある中で、検討していかなければならない状況にもございます。
 いずれにいたしましても、本公園の整備構想の実現に向けまして、構想から計画への段階として、事業実施を前提とした整備計画を策定する必要がございます。この整備計画を策定するに当たりましては、公園内の施設や空間は多くの機能をあわせ持ち、幼児から高齢者、身障者などの幅広い市民の皆様が多目的に利用できる公園として整備するという本整備構想の基本的考え方をもちまして、検討してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどをお願い申し上げます。

◎佐藤企画部長

御質問の1点目、東中神駅周辺の諸問題についてのうち、東中神駅のバリアフリー化に対する市の取り組みについて御答弁を申し上げます。
 駅施設の改善、特にバリアフリー化につきましては、市議会並びに市民の方々から多くの御要望をいただいているところでございます。市といたしましては、これまで交通機関改善対策特別委員会と一体になって、JRに対し市内各駅のバリアフリー整備促進を要請してきており、特に、東中神駅につきましては、北口改札口の常時開設についても加えて要請を重ねてまいった経過がございます。東中神駅のバリアフリー対策につきましては、昨今、車いすの方のために北側のスロープの改善が行われましたが、現状では橋上化がなされておらず、このスロープを御利用いただいているのが実情でございます。JR側のバリアフリー化に関する回答といたしましては、現時点ではまだなかなか具体的な計画を立てる段階にはないということでございますが、東中神駅につきましては、駅北側の立川基地跡地開発の中で、開発にあわせて橋上化を図る構想がございまして、抜本的なバリアフリー対策もこの駅の橋上化の中で解決していこうというのが、現時点でのJR及び市の基本的な方針ともなってございます。この跡地開発の動向を見定める中で、JRとも引き続き協議、調整をいたしてまいりたいと存じます。

◎小路都市整備部長

東中神駅西側踏切の拡幅整備及び雨水浸水対策につきまして御答弁申し上げます。
 駅西側踏切の拡幅整備でございますが、当該踏切は昭和42年にバス路線の確保のため、現在の6メートルに拡幅したものでございます。JRの踏切に対する考え方は、縮小か廃止の方向でありまして、整備をするにしても費用はすべて施行者負担となっている現状の中、拡幅整備をすることは大変困難性があるものと存じます。
 次に、雨水対策の1点目、市道における雨水管の敷設につきまして御答弁申し上げます。
 本市の雨水管整備につきましては、公共下水道整備計画に基づき、1時間当たり50ミリの降雨量に対応すべく昭島市全域を7つの排水区に区分し、雨水排水計画を進めているところでございます。それぞれの排水区ごとに幹線の整備と枝線の整備を進めておりますが、まず幹線の整備に重点を置き、進めているところでございます。市全体の整備状況でございますが、平成14年度末現在、幹線の整備率は約61%、枝線の整備率は約9%、全体で約20%となっております。雨水管は管径も太くなり、事業費も非常に多額となることから、国庫補助を基本に事業の展開を図っております。
 次に、2点目の市道南 350号同 352号の雨水対策でございますが、いずれの箇所も雨水の排水が悪く、水たまりができることは認識しているところでございます。市道南 350号につきましては、実施計画にのり対応してまいりたいと存じます。
 次に、市道南 352号につきましては、過去において吸い込み人孔等の対策を講じておりますが、道路の状況などを見ながら雨水排水管の埋設ができるかどうか検討してまいりたいと存じますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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