三重県大紀町にある錦タワー(避難搭)を視察。昭和19年12月7日、東南海地震津波により64名の人命を失った過去の教訓を生かし、平成10年に建設費1億4千万円をかけて建設された5階建ての津波タワーである。町は背後に山があることから、高台に22か所の避難所が確保されているが、地形的に津波襲来の際に、避難が困難と思われる日の出町一帯の住民200人・80世帯の人命確保のために建設。収容人数は約500名。鉄筋コンクリート造りで、船舶などが衝突しても耐えられるように設計されている。5F避難スペースには自家発電設備がある。
町の中にあるにおもかかわらず、美しい形状であることから、違和感はない。1Fは消防倉庫。2Fは集会室。3Fの防災資料館。4Fの避難所。となっており、地元住民の方が気軽に活用できるように工夫されている。
