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千葉県 赤間正明
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日本一の出動件数を誇る公立豊岡病院・ドクターヘリを視察しました。

 平成22年4月17日運航を開始した公立豊岡病院のドクターヘリ。平成22年度の出動件数が847件で日本最多出動。兵庫県が中心となり、京都府・富山県の日本海側をカバーしております。

人口70万人エリアでなぜそのような実績が築けたのか?その秘密は、運用開始以来、ドクターヘリ要請基準に独自の方式「key word方式(同時要請)」を採用していることにありました。

(1)外傷(2)呼吸循環不全(3)心呼吸停止について、119番内容・救急隊の現場到着判断等により、瞬時の出動判断が可能です。

この勢いは止まらず、今年度は既に4月1日から7月31日までで423件の出動。1日10件の出動という実績もあります。

「key word方式(同時要請)」の長所は、患者疾患別分類の割合に表れていました。豊岡病院のドクターヘリでは、患者別で、(交通事故などのように明らかに重大事故の様相を呈する)外傷要因による要請が46%。それに対し、(脳梗塞など、外見上は、ドクターヘリを要請しにくい)内因性の比率が約54%と高い。担当者によれば、「見た目は大丈夫そうであったとしても、キーワード方式により要請する事で、仮にキャンセルであったとしても救急隊の責任が問われることがない。キャンセルして上司に怒られることもなく(笑)心理的負担は全く違う。むしろ、なんで呼ばなかった!といわれます。」との事でした。

 また、ドクターカー(ラピッド・レスポンスカー)もキーワード・方式で運用。ただし、夜間は出動していないようです。車両のペイントは千葉県より目立っていました。

千葉県のキーワード方式。まずはラピッド・レスポンスカーからはじめ、実験をしてみて、ドクターヘリに導入することを検討すべきと考えます。

また、ドクターヘリの付帯設備も視察させていただきました。

格納庫(6,100万円)・燃料庫(1,000万円)・駐車場整備(600万円)を兵庫県から3,200万円の補助をもらい整備。大変広く頑丈そうな造りです。

運用開始時は、昼間、空港まで絶えず給油に行き、夜は空港で保管する。時には朝霧で、病院までヘリが飛べないこともありました・・とエピソードをお聞きしました。

 何度も要望しておりますが、1日も早く、千葉県でも格納庫(ハンガー)を設置すべきです。

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