公明党の山口那津男代表は28日、日本を訪問している韓国国会の鄭義和議長、韓日議員連盟の金泰煥会長代行らと都内で懇談し、両国の関係改善に向けた取り組みをさらに強化することを確認した。
 これには公明党の漆原良夫中央幹事会会長、上田勇国際委員長(衆院議員)、高木美智代女性副委員長(同)、遠山清彦国際局長(同)が同席した。
 鄭議長は席上、両国の関係改善に向け「韓日の議員交流を、若手も含めてさらに多面的に進めることが大切」と提案。文化面での交流の重要性も指摘し、「両国の未来は必ず良い方向に向かうと信じている」と強調した。
 一方、金会長代行は、2年以上も首脳会談が開催されていない現状に触れた上で、「大胆かつ大局的な観点から解決の糸口を見いだすために、公明党の力添えをお願いしたい」と述べた。
 山口代表は、日韓議連と韓日議連が25日にソウルで開いた合同総会で採択した共同声明について、「両国の主要な問題をよくまとめていただいた」と評価。来年の日韓国交正常化50周年に向け、「未来志向の関係を築けるよう努力を重ねたい」と語った。

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愛西市 竹村仁司
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