・著書「信長と十字架」によれば、信長より二千年前、中国の周の国、武王の「武」は「七徳の武」(春秋左氏伝)によるものであるという。

 「七徳の武」を備えたた者が君主になるという思想は、天の意にかなった者が器量のない者にかわって国王になるという。それが、孔子の教えである儒教の中核思想となった。

 天下思想は、「七徳の武」概念とともに、日本にも、すでに奈良・平安期には渡来して、知識階級に浸透していた。

 今度は、約400年前の、源頼朝の時代におもむく。頼朝の「天下草創」と、信長の「天下布武」はとの関連が確認できる。

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愛西市 竹村仁司
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