2025年6月26日
グリーフケアについて研さんを深めた党大阪府本部女性局のウイメンズトーク
公明党大阪府本部女性局(局長=内海久子府議)はこのほど、大阪市西区の関西公明会館でウイメンズトークを開催。NPO法人「ピッコラ・ファミリア」の大竹麻美代表と遠藤佑子副代表を講師に招き、流産・死産などで子どもを亡くした家族へのグリーフケア(悲しみを癒やすケア)について学んだ。山本香苗前参院議員が出席した。
自身も当事者である大竹代表はグリーフケアのポイントとして、①当事者の話を徹底的に聴く②当事者同士が体験を語り合い、悲しみを共有する③亡くなった子どもの存在を認める――の3点を挙げた。
さらに、赤ちゃんを亡くした母親が次子を妊娠・出産した際のケアも重要と指摘。「この時期こそ母親を孤独にせず、サポートしなければ、メンタルヘルスの悪化や健全な母子の愛着形成に影響を与える」と語った。
遠藤副代表は「(心置きなく)悲しめる居場所が大切だが、まだ少ない」と強調。社会全体でグリーフケアの理解が進むよう訴えた。
山本氏は「流産・死産で苦しむお母さんやご家族をサポートする体制をさらに強化したい」と語った。