2025年4月9日
仲院長(右から2人目)らと懇談する野沢党副支部長(左隣)、党県女性局の議員
公明党新潟県本部女性局(局長=松下和子・新潟市議)は3日、妊娠・出産、更年期ケアといった女性の幅広い悩みに寄り添う「たかき医院」(十日町市)を訪れ、産後ケア委託事業の課題を探った。党十日町支部の野沢こうへい副支部長(市議選予定候補)が同行した。
同院は、「産後ケアセンターことほぎ」として、母子が安心して過ごせる居場所を提供している。仲栄美子院長は、年間の分娩数が減少する半面、育児不安や精神の不調を理由に産後ケアを利用する妊産婦は増加していると強調。助産師や看護師などの専門スタッフが24時間体制で利用者のニーズに応えていることに触れ、「委託料金の増額など支援を」と求めた。
このほか、父親にも発症しうる産後うつへの体制強化や若い女性向けの健康教育推進について活発に意見が交わされた。