2024年9月15日
女性の視点を生かした防災対策を訴える(右から)沼崎、竹谷、佐々木の各氏ら=14日 川崎市
公明党女性委員会の竹谷とし子委員長(参院議員)は14日、川崎市の武蔵小杉駅で、9月の「防災月間」を記念した街頭演説会を行い「現場の声を受け止めながら、女性の視点を生かした災害対策に全力で取り組む」と訴えた。
竹谷氏は、能登半島地震の発災後、公明党が避難所への女性スタッフの配置などを早期に提案し、避難所環境の整備に取り組んできたことを強調。
また、女性目線の災害対策として、石川県内の被災地で視察した医療施設に女性支援拠点が開設されていたことに触れ、こうした事例を「国の交付金を活用し、他の自治体でも実施できるよう進めていく」と語った。
佐々木さやか女性局長(参院議員)は、被災地の子どもたちの学びを保障するため、公明党の主張を踏まえ、政府が新たな枠組みを構築することを報告。沼崎満子党女性局次長(衆院選予定候補=比例南関東ブロック)は医師の経験を基に、災害時の迅速な医療体制整備の必要性を訴えた。
街頭演説会には、地元の県・市議が参加した。