2024年5月8日
活発に行われた党山梨県本部のウイメンズトーク
公明党の竹谷とし子女性委員長(参院議員)はこのほど、甲府市内で開催された党山梨県本部女性局(局長=河野木綿子・南アルプス市議)主催のウイメンズトークにオンラインで参加し、NPO法人「こもれびroom」の浅野加奈子副代表らと女性の就労支援について意見交換した。同県本部の各女性議員が出席した。
浅野副代表は、同県中央市が「こもれびroom」に企画運営を委託し、2023年度に実施した「女性デジタル人材育成・就労支援事業」が、公明党が推進した国の地域女性活躍推進交付金を活用したものだと紹介。デジタルスキルを学べるセミナーや女性起業家を招いた交流会を通じて、フリーランスとして働き始めたり、市内企業とのマッチングに成功したりするなど、「新たなキャリアを踏み出した人がいる」として、事業の成果を強調した。
一方、単年度事業のため、支援の継続性が担保されておらず、実施主体や支援対象が限定的なことから「地域格差が生まれてしまう」と課題を指摘した。
竹谷氏は今年3月27日の参院予算委員会で、女性活躍と所得向上を一層後押しするため国に強化プラン策定を求めたことを報告。今後も国の交付金を有効活用して「広域で事業展開できるよう課題解決に取り組んでいく」と述べた。