2024年5月7日

野村副市長(左端)から豊中市の子ども・若者支援を聞く党府女性局のメンバー
子育てと仕事の両立しやすく――。公明党大阪府本部女性局(局長=内海久子府議)のプロジェクト「子ども・若者支援」分科会は4月25日、大阪府豊中市の市庄内コラボセンター「ショコラ」で、野村晋副市長らを講師に招き、子ども政策や若者支援の先進的な取り組みについて説明を聞くとともに、同施設内を視察した。これには分科会メンバーのほか、党府女性局の各議員が参加した。
■「小1の壁」解消へ対策実施
豊中市は“子育てしやすさ№1”をめざし、子ども政策や若者支援を展開している。その中で注目を集めているのが、関西では初の試みとなる全市立小学校における午前7時からの校門開放だ。
子どもが小学校に進学すると保育園などよりも子どもを預けられる時間が短くなり、今まで通りの仕事が続けにくくなる。いわゆる「小1の壁」が発生する。この問題を解消するため同市は、今年4月から全市立小学校で開門時間を午前7時に早め、体育館などで児童を預かる事業を開始した。保護者が早朝出勤など事情がある場合に登録して利用することができる。教員の負担増にならないよう、体育館には民間警備会社の見守り員を2人配置している。
講演で野村副市長は、子育てしやすい環境づくりを考える中で「これまでは放課後の預かりばかりで、朝の時間は視野に入れていなかった」と説明。実際には、朝の送り出しや受け入れに苦労する子育て世帯が多かったと指摘し、「今、目の前で困っている子どもと保護者に対して何ができるか」という思いから、午前7時からの小学校の校門開放を実施した。
放課後こどもクラブに関しても、休日開設を4月28日から実施。保護者の子育てをサポートしている。
このほか、保護者の負担軽減を図るため、保育園でのきょうだい同園入所の推進や、不登校やひきこもりの若者を支援する居場所となるユース・ホーム「できるカンパニー」を今年7月に設置する予定だ。

■党府女性局が先進事例聴取
党府女性局のプロジェクト「子ども・若者支援」分科会は野村副市長らの講演後、市庄内コラボセンター「ショコラ」内を視察。子どもから大人まで誰もが気軽に立ち寄り、子育てから就労支援までさまざまな相談に対応できる窓口コーナーなどを見学した。
内海府女性局長は、「豊中市の取り組みを府としても広域的に展開し、子育て支援策の充実を進めていきたい」と語っていた。



