2024年4月22日
文化芸術の振興策について講演する浮島氏=20日 都内
公明党の浮島智子衆院議員は20日、都内で開かれた、国政をはじめ各界への女性リーダー輩出に取り組む「赤松政経塾」で講演し、「文化芸術の持つ力を日本全国で広げていかなければならない」と述べ、振興策の充実に向けた決意を語った。
浮島氏は、元バレリーナとして文化芸術分野の支援に力を注いできた経緯を紹介。特にコロナ禍では、公演の中止などで文化芸術関係者が深刻な打撃を受けたことから、「“文化芸術の灯”を消してはならない」との思いで活動継続を支える国の関連予算確保に取り組んだことを強調した。
また、コロナ禍の影響で子どもが芸術を鑑賞、体験する機会が失われたことから、無料でオペラなど舞台公演を鑑賞できる仕組みづくりを推進したことも報告した。
さらに「文化芸術は国境がない」と述べ、文化芸術をきっかけとして諸外国との民間交流、若者の交流を広げていくべきだと力説した。