2024年4月18日

17日の衆院厚生労働委員会で公明党の吉田久美子氏は、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス（HPV）の感染を防ぐワクチンの接種率向上に向けた取り組みを訴えた。

吉田氏は「ワクチンが積極勧奨されなかった期間の接種率は1％を切ってしまった」と指摘。改めて接種の機会を提供するキャッチアップ接種が来年3月末で終了となることから「今年度中をラストチャンスと受け止め、積極的に推進を」と力説し、男性や中高生への周知強化も要請した。

武見敬三厚労相は「さらなる周知など、キャッチアップ接種の促進に向けて引き続き、しっかり取り組みたい」と応じた。