2024年2月21日
政治資金問題などへの公明党の取り組みを訴える竹谷女性委員長(右)と中川(康)氏=21日 都内
公明党の竹谷とし子女性委員長(参院議員)は21日、東京・有楽町で行われた党本部主催の街頭演説会で党の取り組みをアピールし、「今国会を『政治改革国会』と位置付け、『クリーンな政治』を掲げる公明党が、そのリード役を果たしていく」と訴えた。
これには、党政治改革本部事務局長の中川康洋衆院議員も参加。中川氏は、自民党派閥の政治資金問題について「国民の生活感覚からかけ離れたものであり、断じて許すことはできない」と強調。国民の信頼を取り戻すため「国会の政治倫理審査会など、さまざまな機会を活用し、自民党として説明を尽くすよう求めていく」と述べた。
再発防止に向けては、政治家も責任を負う「連座制」の強化や、政治資金の透明性を高めるための政治資金規正法の改正を実現すると語った。
竹谷女性委員長は、今国会に提出された、児童手当の大幅な拡充などを柱とする子ども・子育て支援法等改正案に言及し「子育て支援の“元祖”、児童手当の“生みの親”である公明党が成立させる」と力説した。