2023年9月7日
伊佐厚労副大臣(中央右)にハイフ施術の被害防止対策強化を要望する古屋委員長(左隣)ら=7日 衆院第2議員会館
痩身などを目的に「ハイフ(HIFU)」と呼ばれる機器で超音波を照射する美容施術後に、やけどなど身体被害が相次いでいるとして、公明党の女性委員会(委員長=古屋範子副代表)などは7日、衆院第2議員会館で伊佐進一厚生労働副大臣(公明党)に対し、ハイフ施術による健康被害防止対策の強化を要望した。北岡綾子・豊島区議が同席した。
要望書では、被害の拡大防止に向けて、ハイフの施術者の基準を的確に規定するなど実効性がある対策強化を検討するよう要請した。
また、ハイフ施術によるリスクが利用者に十分に伝わっていないことを踏まえ、SNSなどを活用して若者をはじめ消費者に周知と注意喚起するよう求めた。
要望に対し、伊佐厚労副大臣は「対策を強化していきたい」と応じた。
この後、同様の要望を経済産業省、消費者庁にも行った。
ハイフ施術の被害防止対策強化を巡っては、被害を受けた女性から相談を受けた北岡区議が国会議員に伝え、今回の要望につながった。