2023年2月10日
川崎市は現在、介護人材の負担を軽減するため、介護ロボットの導入を支援している。議会質問などを通じて推進した公明党市議団は先ごろ、同市中原区にある株式会社シグマスタッフを訪れ、事業の概要を聞いた。党神奈川県本部の工藤れいこ、枝川まいの両女性局次長(共に市議選予定候補)が同席した。
同社は市「介護ロボット等導入支援事業」の受託法人で、事業者が介護ロボットを安心して導入できるよう、使い方や補助金の申請方法などを手助けする。また、市内介護事業所に対する普及・啓発へ、介護機器のレンタルや、導入支援マニュアルの作成などに取り組んでいる。レンタル対象は、見守りコミュニケーションロボットや、移動、排せつなどをサポートする機器。
同社の担当者は「導入を検討している事業者はあるが、定着が課題。引き続き導入に際しての不安解消に努めたい」と話していた。