2022年11月21日
トータルプラン策定へ活発に意見を交わした党女性委=21日 衆院第1議員会館
公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)は21日、衆院第1議員会館で、年内の策定をめざす「すべての女性のためのトータルプラン」(仮称)を巡り、活発に意見交換し、政府に提言する方針などを確認した。
席上、古屋委員長は「長引くコロナ禍や物価高騰が経済基盤の弱い、ひとり親や非正規で働く女性などへ大きな影響を及ぼしている」と指摘。その上で党女性委として、さまざまな立場にある女性の声を聴き取るとともに、視察や地方議員の意見なども踏まえながらトータルプランを策定する意向を示し、「首相への政策提言を通じて実現をめざそう」と訴えた。
同プランでは、男女の賃金格差の是正などジェンダー平等の推進のほか、生涯にわたる教育や健康支援、妊娠・出産・子育てへの切れ目ない施策拡充など女性に関する課題を幅広く取り上げる方針で、その解決への方策を盛り込む。