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女性委員会の動き

認知症、特徴に合った支援で/学校形式のデイサービス視察/前橋市で古屋副代表ら

2022年10月24日

学校形式のデイサービスを視察する古屋副代表(左端)、平木氏(右隣)ら=24日 前橋市

公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)と認知症施策推進本部(本部長=同)は24日、増加する認知症の人への支援策を探るため、群馬県前橋市にある学校形式のデイサービス「こぐれ学園」を視察した。古屋副代表と平木大作参院議員らが参加した。

同施設では、利用者のうち認知症の人が半数を占めており、古典や英米文学などの授業を1日3コマ(1コマ60分)行っている。

一行は、源氏物語を題材にした授業を視察。意見交換で施設を運営する会社の小暮康弘代表取締役は、長期記憶が保たれやすい認知症の特徴に触れ「利用者は培ってきた知識を基に授業が楽しめて向学心を満たし、向上心も育まれる」と強調。授業中、講師以外のスタッフは別の作業ができる点も挙げ、介護人材不足の解消につながるのではないかと指摘した。

古屋副代表は「認知症の人の向学心を満たすような取り組みも全国に広げたい」と述べた。

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