2022年9月29日
研修会に参加する党女性局の議員
公明党三重県本部女性局(局長=吉住美智子・名張市議)はこのほど、障がい児らの学習をICT(情報通信技術)で支援する「魔法のプロジェクト」に関する研修会をオンラインで開催した。プロジェクトディレクターを務めるソフトバンク株式会社の佐藤里美氏が講演した。
同社が主導するこのプロジェクトは、指導者の育成に主眼を置く。学習支援に使うタブレット端末などのICT機器を1年間無償で貸し出すなどしている。
佐藤氏は「スマートフォンの普及などで日常生活でもICTを使うのが当たり前の世の中だ。障がいなどで学びにハンディを抱える子どもも、ICTの活用で障がいのない子との差を埋めることができる」と強調した。
研修会には、プロジェクトに参加した教員の代表として、奈良県広陵町立真美ヶ丘中学校の中山恵教頭が参加。文章を目で読んで理解するのが困難だった子が、タブレット端末に文章を読み上げさせると理解ができ、学力が向上した事例を紹介した。