2022年8月11日
ALS患者の支援策の課題について学んだ党千葉県本部女性局のオンライン勉強会
公明党千葉県本部女性局(局長=正田富美恵・八千代市議)はこのほど、オンラインを活用し、「ALS(筋萎縮性側索硬化症)の現状と政治にできること」と題して勉強会を開き、古屋範子女性委員長(副代表)のほか、同県本部の議員ら約50人が参加した。
講師は、ALS当事者でもあり、難病や重度障がいのある人をサポートするNPO法人「Smile and Hope(スマイル・アンド・ホープ)」の理事長を務める太田守武氏が担当。太田理事長は、代読者を通じて運動神経の障がいにより筋力が低下し、次第に歩行や呼吸などが困難になる患者としての体験を報告した。
その上で、障害年金など制度を利用する上で必要な申請書類の簡素化やコミュニケーションに必要な意思伝達装置に対する公費助成など、「患者にとって生きる希望を持つためには自治体の支援が不可欠だ」と強調した。
終了後、正田県女性局長は「大切な課題としてしっかり受け止め、政策実現につなげていく」と語った。