2022年5月6日
子育て支援について意見を交わす金子副会長(左端)と古屋氏(右隣)ら
公明党山口県本部女性局(局長=石丸典子県議)は先ごろ、宇部市内でウイメンズトークを開催し、山口県小児科医会副会長の金子淳子氏らと、医療的ケア児とその家族に対する支援などについて意見を交換した。古屋範子女性委員長(副代表)が参加した。
席上、金子副会長は「産後の母親に小児科医が関わる乳幼児健診の機会は、育児の不安の解消や、産後うつ、乳幼児への虐待リスクの軽減につながる」と強調した上で、乳幼児健診の拡充を訴えた。
また、金子副会長は、「子ども食堂」など地域で交流できる取り組みが、子育て家庭の社会的孤立を防ぎ、子どもの自立支援につながることを力説した。
会合では、たんの吸引や人工呼吸器などの支えが日常的に必要な「医療的ケア児」の支援について、NPO法人3団体とオンラインで結び懇談した。
古屋氏は「子どもの幸せを優先する社会の構築へ、子育て支援の充実に全力で取り組む」と述べた。