2022年3月4日
亀井施設長(左端)から話を聞く党大分県本部女性局のメンバー
公明党大分県本部女性局(局長=川辺浩子・大分市議)はこのほど、同県由布市にある軽費老人ホーム(ケアハウス)「豊友館」を訪れ、亀井新太郎施設長と施設職員の処遇改善について意見交換した。
ケアハウスは、自立した生活に不安がある60歳以上の人を対象に、低額で食事や入浴などの支援を提供する施設。
席上、亀井施設長は、介護保険サービスの対象外となっているケアハウスについて、職員の給与水準が低く、賃上げに向けた環境整備が課題であると説明。政府が給与引き上げを進める介護職員には含まれないものの、来年度から地方交付税で処遇改善の措置が講じられる予定であることを踏まえ、「確実に支援が受けられるよう後押しをお願いしたい」と訴えた。
川辺県女性局長は「介護職員と同じように高齢者を支える職員が、安心して働ける環境を築いていきたい」と語った。