2022年1月21日
グリーフケアの重要性を学んだ党府本部女性局の勉強会
公明党大阪府本部女性局(局長=三浦寿子府議)はこのほど、大阪市中央区内で、流産や死産などを経験した人への支援を行っている任意団体「周産期グリーフケアはちどりプロジェクト」(大竹麻美、遠藤佑子・両共同代表)を招き、勉強会を開催した。
党女性委員会の山本香苗副委員長(参院議員)も出席した。
遠藤氏は「国内で年間約15万人が流産や死産を経験している」と説明。その上で、「妊娠中に死別を経験すると、赤ちゃんの存在を知っている他者がおらず、悲しみの共有ができない」と述べ、グリーフ(悲嘆)を受け入れ、自身の人生を再構築する支援「グリーフワーク」の機会を提供するグリーフケアの重要性を指摘した。
大竹氏は、流産や死産などを経験した当事者の声を報告。「どこに相談してよいかわからない」「事前に公的機関で必要な情報提供をしてほしかった」といった声が寄せられていることを紹介した。
山本副委員長は「実態を踏まえ、府本部女性局として責任を持って取り組んでいく」と語った。