2022年1月7日
公明党山形県本部女性局(局長=山田富佐子・米沢市議)はこのほど、県庁内で子宮頸がんの予防効果が高いHPVワクチンに関する要望書を吉村美栄子知事宛てに提出した。
山田県女性局長らは、厚生労働省が、今年4月から同ワクチンの積極的勧奨を再開するに当たり、呼び掛け中止の約8年間に定期接種の機会を逃した女性を無料接種の対象に決めたことに言及。「安心して接種を受けるため、医師会と連携した相談体制や保護者の理解が必要」と述べ、市町村に正しい情報を分かりやすく速やかに伝えるよう訴えた。さらに①海外で定期接種され、国内承認されている9価ワクチンを定期接種に追加②男性も定期接種に加える――を国へ働き掛けることを求めた。
応対した渡邊丈洋・健康福祉部長は「コロナ禍でワクチンの大切さが分かった。県としてもしっかり取り組みたい」と答えた。