2021年12月14日
ぴこカフェの取り組みについて説明を受ける(奥右から)古屋、竹谷、伊藤(孝)氏ら=14日 都内
コロナ禍の影響による孤独・孤立といった不安を抱える女性への寄り添った支援を探るため、公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)は14日、若年女性のための居場所「ぴこカフェ」(出張相談会)について、東京都豊島区の実施会場で関係者から話を聴き、意見を交わした。古屋委員長のほか、竹谷とし子女性局長、伊藤孝江副委員長(ともに参院議員)、地元区議が出席した。
ぴこカフェは、月2回、区内にあるカフェで行われている出張相談会で、困難を抱えた若年女性が適切な行政サービスにつながるきっかけづくりをサポートしている。同区が、国の「地域女性活躍推進交付金」を活用して実施する「若年女性つながりサポート事業」の一環で、NPO法人ピッコラーレ(中島かおり代表理事)が運営を委託されている。
中島代表理事は「気軽に立ち寄れて気持ちを吐き出せる居場所をつくることで、悩みに寄り添い、その次のサービスにつなげることができる」と語った。視察後、古屋委員長は「党のネットワークで、先進的な取り組みを全国に広げていきたい」と述べた。