2021年10月10日
青年政策を訴え、公明党への支援を呼び掛ける山口代表(右)=10日 都内
公明党の山口那津男代表は10日、東京都渋谷区のJR原宿駅前で開催された街頭演説会で、青年党員らと共にマイクを握り、「若者の声を政治に届け、若者の関心をまとめ上げて具体策にしてきたのが公明党だ」と訴えた。
山口代表は、公明党が掲げた衆院選の重点政策で、若者が希望を持てるよう、0歳から高校3年生までを対象に1人一律10万円相当を支援する「未来応援給付」を盛り込んだと述べ、「次の時代をつくる公明党の若者政策に期待してほしい」と力説した。
働く女性とオンラインで意見交換する山口代表(右端)ら=10日 党本部
一方、山口代表は同日、東京都新宿区の公明党本部と各地をオンラインでつないで開催された党女性委員会(委員長=古屋範子副代表、衆院選予定候補=比例南関東ブロック)主催のミーティングに出席し、働く女性の代表者と意見交換した。
この中で新潟県内の保育園に勤務する保育士は、「子どもの命を預かり、成長を見守る誇り高い仕事だが、給与面で不安を抱く人が多く、一生涯の仕事にしづらい」と訴えた。
山口代表は、「保育士や幼稚園教諭がより情熱を持って働けるような待遇にしていきたい」と語った。