2021年4月9日
ユース&ウイメンズトークミーティングに参加する竹谷女性局長(中央)ら(オンライン画面)
公明党兵庫県本部女性局(局長=伊藤孝江参院議員)はこのほど、オンラインで「ユース&ウイメンズトークミーティング」を開催し、女性の生理を巡る課題について意見交換を行った。これには、竹谷とし子党女性局長(参院議員)のほか、伊藤県女性局長、県女性局所属の議員らが参加した。
2部制で行われ、1部では、生理用品購入費の負担軽減をめざして署名活動に取り組む任意団体「#みんなの生理」の福井みのり共同代表が、経済的な理由で女性が生理用品を買えない「生理の貧困」について講演。その後、芦田賀津美県議、松井久美子明石市議、松原久美子三木市議が各自治体に対し、生理用品を無償で提供するよう求める要望運動や関係部署への調査などを進めていることを紹介した。
2部では、20~30代の女性らと生理を巡る課題について意見交換。出席者は「女性同士でも痛みのつらさが違う」「生理休暇という言葉自体が職場で言いづらく使いづらい」といった実情を指摘。早い段階から学校での教育などを通し、的確な情報を得るための機会をつくる必要性を訴えた。
竹谷女性局長、伊藤県女性局長は「寄せられた意見を基に、今後の政策にしっかり反映していきたい」と述べた。