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障がい者福祉進める/ウイメンズトークを開催/兵庫で伊藤(孝)氏

2020年12月20日

障がい者福祉に携わる関係者(右側)の声を聴く伊藤(孝)氏(左端)

公明党兵庫県本部の伊藤孝江女性局長(参院議員)はこのほど、兵庫県伊丹市でウイメンズトークを開催し、障がい者福祉の現場に携わる関係者と懇談した。

これには、知的障害者相談員で特定非営利活動法人「伊丹市手をつなぐ育成会」の小松しのぶ副理事長、社会福祉士で川西市猪名川町在宅医療・介護連携支援センターの上利博美相談員、山本恭子、里見孝枝の両伊丹市議、麻田寿美川西市議が参加した。

懇談で小松さんは障がい児を育てた体験を踏まえ、「特別支援学校だけでは社会性が身に付かない」と指摘。「1学期に1、2回程度ではなく、もう少し頻繁に普通学級で健常児と一緒に授業が受けられる体制をつくってもらいたい」「中学生の就業体験を特別支援学校の生徒にも経験させてほしい」と要望した。

上利さんは、存在自体をありのままに受け入れて歓迎してくれる、居心地の良い障がい者の居場所づくりの大切さ、福祉施設などの維持・運営費への公的補助の拡充を訴えた。

伊藤氏らは「教育現場や地域の福祉・介護の現状の制度設計を確認するとともに、国・県に対しても市町へ通知を出すだけでなく、丁寧な説明とフォローを徹底するよう促していきたい」と強調。心のバリアフリーや支援する人をサポートする取り組みの推進へ意欲を示していた。

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