2020年12月17日
荒井知事(中央右)に要望する森下県女性局長(左隣)ら
公明党奈良県本部女性局(局長=森下みや子・橿原市議、市議選予定候補)はこのほど、県庁で荒井正吾知事に対し、オンラインによるウイメンズトークで参加者から寄せられた声を集約した要望書を手渡した。
席上、森下県女性局長らは妊娠から出産、育児まで母子への切れ目のない支援の充実や、虐待を起こさせない社会の実現に向けた関係機関の相互連携と体制強化など計20項目を求めた。荒井知事は、前向きに検討する意向を示した。
一方、吉田育弘教育長宛てにも要望書を提出した。LINEなどSNSを活用した、いじめなどの相談体制の導入、病気や障がいのある家族の介護を担いながら、学校に通う18歳未満の「ヤングケアラー」に対する的確な支援策の構築など、計11項目を要請した。
応対した前田景子教育次長は、それぞれ重要な項目だとした上で、「いじめ問題などの解決のため取り組んでいきたい」と答えた。