2020年10月12日
大分県本部女性局が主催したウイメンズトークで腎代替療法について講演する秋野氏(左端)
公明党の秋野公造参院議員は先ごろ、党大分県本部女性局(局長=川辺浩子・大分市議)が大分市内で主催した「ウイメンズトーク」で、「腎代替療法の未来」と題して講演した。共催した大分県腎臓病協議会(池邉徳幸会長)のメンバーを含め59人が参加した。
講演の中で秋野氏は、透析患者らが発症しやすい「足病」への対策として、下肢末梢動脈疾患の重症化予防を評価するための加算を2016年度の診療報酬改定に加えてきたことなど、公明党の取り組みを紹介。
また、末期腎不全の患者が、適切な腎代替療法を選択できるよう診療上の評価がなされた18、20年度の改定についても報告した。
その上で秋野氏は、腎代替療法については、患者のライフスタイルなどに合わせ、適時適切な療法を医療従事者と患者の間で決定していくことが特に重要だと指摘。今後の改定に向けて、より良い仕組みをつくっていく旨を述べ、「命を守る取り組みを進めていく」と語った。