2020年8月23日
女性議員研修会で講演する鰐淵氏(左から2人目)
公明党の鰐淵洋子衆院議員は23日、奈良県田原本町で開催された党奈良県本部女性局(局長=森下みや子・橿原市議)の女性議員研修会に出席し、動物愛護に関する講演を行った。
鰐淵氏は、党動物愛護管理推進委員長として、今年6月に施行された改正動物愛護管理法に尽力してきたことに言及。今回の改正では①動物虐待の罰則の厳罰化②生後56日を経過していない犬猫の販売禁止③犬猫へのマイクロチップ装着の義務化④動物取扱業の順守基準の具体的明示――などが大きく変更されたことを説明した。
一方で、鰐淵氏は「動物の飼養数や保管に従事する従業者数などに上限枠を設けた際、枠から出た動物の受け皿を確保する必要がある」と述べ、「動物の命と健康を守っていくため、適正な環境整備へさらに検討を重ねて体制を整えていく」と訴えた。