2020年8月17日
性犯罪根絶へ議論の充実を訴える「Spring」の山本代表理事(奥側左から3人目)
公明党神奈川県本部女性局(局長=西村恭仁子県議)はこのほど、横浜市内で「ウイメンズトーク」を開催した。これはオンラインでも中継され、党女性委員会の古屋範子委員長をはじめ、佐々木さやか副委員長、竹谷とし子女性局長(ともに参院議員)、県本部所属の女性議員が参加した。
会合では、性被害者の当事者らでつくる団体「Spring」の山本潤代表理事らを招き、性暴力根絶への取り組みを学び合った。
山本代表理事は、2017年に改正された刑法には、性犯罪に関する規定を施行後3年(今年)で見直す付則があることに触れ「今年は性被害を減らす最大のチャンスとなる」と強調。7月、神奈川県と横浜市の両議会で刑法改正に関する意見書が、公明党のリードで採択されたことを評価した上で、「刑法改正の議論を活発化させ、同意のない性行為を罰せられる不同意性交等罪を創設してほしい」と訴えた。
古屋委員長は「公明党のネットワークの力を生かし、身近な地域で性被害に遭わせない体制の構築に全力を尽くす」と述べた。