2019年12月24日
フレイル予防を学んだ党大阪府本部女性局の議員研修会
公明党大阪府本部女性局(局長=三浦寿子府議)はこのほど、大阪市中央区の大阪府庁で議員研修会を開催。府健康づくり課の担当者らを講師に招き、加齢に伴い筋力や心身の活力が衰え、介護が必要になる一歩手前の「フレイル(虚弱)」予防対策のあり方などについて学んだ。
同課の安田喜香課長補佐は「高齢になる前、働く世代からの予防支援が重要」と指摘。その上で、府と国立健康・栄養研究所が昨年度から一部自治体でモデル的に実施しているフレイル健診について、40歳以上が対象の特定健診と併せて行うことで「特定保健指導の対象ではない非肥満の人もフレイル予備軍として早期に把握できる」とし、既に予防や改善の効果が見られていることを報告。今後、各市町村で活用できるプログラムとして取りまとめていくと述べた。
三浦府局長は「フレイルは健康寿命の延伸へ重要な課題の一つ。各議会でも積極的に取り上げていこう」と呼び掛けた。