2019年11月17日
児童虐待防止を訴える山本(香)(中央)、鰐淵(左隣)の両氏ら=17日 大阪市
公明党の山本香苗参院議員、鰐淵洋子衆院議員の両女性委員会副委員長は17日、大阪市内で党大阪府本部女性局と同青年局が合同で開催した、11月の児童虐待防止推進月間をアピールするオレンジリボン街頭演説会に参加した。
山本氏は、全国の児童相談所(児相)が対応する児童虐待に関する件数が年々増加する一方、児童福祉司の数が十分ではない現状を指摘。今年6月に成立した児童福祉法等改正法により、児童福祉司の増員など児相の体制が強化されることを報告した。その上で、「虐待は心身に深い傷を残す。未然に防ぐ体制をつくる」と訴えた。
鰐淵氏は、虐待の早期発見へ学校現場の対応の重要性を強調し、公明党の取り組みについて報告した。