2019年8月29日
地域防災力の向上を訴える古屋委員長(中央)と、竹谷局長(左端)、(左から)高木、浮島、佐々木の各副委員長=29日 東京・新宿駅西口
公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)は29日、東京・新宿駅西口で「防災の日」(9月1日)と「防災週間」(8月30日~9月5日)を記念する街頭演説会を行った。
古屋委員長は、九州北部での記録的な大雨で大きな被害が発生している現状に触れ、「被災地に駆け付けた国会議員や地方議員と連携を取り、救援や復旧に全力を注ぐ」と訴えた。
その上で、昨年の西日本豪雨災害など大災害が相次いで発生している事態に言及。迅速な避難に加え、「地域によって実情は異なる。町内会など身近な地域での地区防災計画の策定を後押しし、地域防災力の向上に取り組む」と力説した。
防災・減災対策の強化に向けては、避難所に授乳室や着替えの場所設置など女性の細やかな視点が必要だと指摘。「公明党は、自治体の防災会議への女性の参画率を高めてきた。女性の視点を生かした防災・減災対策に全力を挙げる」と強調した。
街頭演説会には、竹谷とし子女性局長(参院議員)や、女性委副委員長の高木美智代、浮島智子の両衆院議員、佐々木さやか参院議員が出席した。