2018年12月25日
授業を受ける生徒たちを見舞う古屋副代表(正面右端)と竹谷さん(同右から3人目)ら=25日 北海道安平町
公明党の古屋範子女性委員長(副代表)、竹谷とし子女性局長(参院議員)は25日、北海道胆振東部地震で甚大な被害に見舞われた厚真、安平、むかわの3町を訪れ、被災地の状況を調査した。中野渡志穂、安藤邦夫の両道議のほか、地元町議が同行した。
一行はまず、地震で校舎が損傷し、授業が行えない安平町立早来中学校の仮教室が設置されている早来町民センターを訪問。この日、終業式を迎えた生徒たちを見舞った。村田宏文校長は、新学期からはプレハブの仮校舎に移ることを説明し、「一日も早く、本校舎で授業を受けさせてあげたい」と述べ、新校舎建設などへの支援を求めた。
続いて一行は、むかわ町の道立鵡川高校で、野球部員が来年1月から入居する仮設寮を視察した。町総務企画課の成田忠則課長は、「実際に住む場所を見た生徒たちは、ほっとした様子だった」と話した。
厚真町の仮設住宅では、住民から生活再建に向けた要望を受けた。視察を終えた古屋さんは、「地元議員と連携し、教育施設などの早期復旧に全力を尽くす」と語った。