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女性委員会の動き

子どもの命守る学校に/党文科、女性防災会議 相模湾沿岸の津波対策視察

2014年4月28日

津波発生時の校外の避難ルートを取り巻く課題を実地調査する山本部会長(手前左)ら=28日 神奈川・藤沢市

公明党の文部科学部会(山本香苗部会長=参院議員)と女性防災会議(山本議長)は28日、相模湾に面した神奈川県藤沢市にある市立湘洋中学校(小路口一生校長)を視察。沿岸地域の津波対策などに関する課題を探るとともに関係者と意見を交わした。
同市は、3月末に南海トラフ巨大地震の津波避難対策特別強化地域に指定された。海岸から至近距離に位置する同校は、関東から九州まで広い範囲に津波が押し寄せた慶長地震(1605年)を基にして、最大10.7メートルの津波被害が想定されている。

山本部会長ら一行は、同市の藤間豊副市長らから、地域ごとに策定していく津波避難計画などについて説明を受けた。懇談で小路口校長は、避難訓練の重要性を指摘しつつ「子どもの命を守る対策の一つ」として、住民と協力しながら安全な学校づくりを検討していると説明した。
続いて一行は、4班に分かれ、校外の避難先である北部の市立辻堂小学校まで約1キロの四つのルートを実際に歩いて確認。市の検証結果で課題として浮かび上がっている道路幅員の狭さや電柱転倒の危険性などを調査した。
山本部会長は、「学校現場での取り組みを基に、子どもたちの安全・安心を守る対策をさらに強化して、全国的に広げたい」と述べた。
視察には、公明党の古屋範子女性委員長(衆院議員)や稲津久衆院議員、新妻秀規参院議員、首都圏の女性議員、地元市議らが参加した。

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