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女性委員会の動き

女性研究者の活躍支援/党PT 男女共同参画で意見交換/静岡大学

2014年3月17日

静岡大学の女性研究者と懇談する古屋座長(中央左)ら=17日 静岡市

公明党女性委員会の「新・女性サポート・プラン策定プロジェクトチーム(PT)」(座長=古屋範子女性委員長、衆院議員)は17日、静岡市の静岡大学で伊東幸宏学長、中野美恵子副学長らと会い、同大学の男女共同参画に向けた取り組みについて意見交換した。古屋座長、高木美智代副座長(衆院議員)、同県女性局の早川育子局長(県議)らが参加した。
同大学は、2007年から女性研究者が研究と出産・子育て、介護などを両立できるように、独自の研究者支援制度や意識改革、保育施設設置などの環境整備を進める一方、男性教職員への育児参加も積極的に促しており、研究施設における男女共同参画のモデルとして注目されている。

その結果、女性研究者の比率も年々上昇し、昨年4月から、国の女性研究者研究活動支援事業「拠点型」に採択され、県内の大学や企業などと連携し、男女共同参画の普及を進めている。
意見交換で、中野副学長は、研究者が妊娠で体調が優れない時や不妊治療を行う時に休暇が取れる制度など、独自の支援制度を説明。また、研究者が育児や介護で多忙な時期には、研究を手伝ってもらえる研究支援員や代替研究者などの制度を利用した女性研究者の体験を聞いた。
意見交換後、古屋座長は、「男女共同参画の理念を大切にし、女性研究者が研究を続けられるきめ細かな支援を推進、継続している。全国に広げ、サポートプランにも反映させたい」と語った。

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