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女性委員会の動き

ICT(情報通信技術)活用し在宅医療/東京・世田谷区のクリニック/古屋さんらが視察 スマホで多職種が連携

2014年3月10日

ICTを活用した在宅医療について説明を受ける古屋さん(右から3人目)ら=10日 東京・世田谷区

公明党の古屋範子女性委員長(衆院議員)は10日、東京都世田谷区内の医療法人社団プラタナス・桜新町アーバンクリニックを視察し、遠矢純一郎院長やプラタナスの大石佳能子総事務長から、情報通信技術(ICT)を活用した在宅医療について説明を受けた。高木美智代、輿水恵一両衆院議員、佐々木さやか参院議員も参加した。
約200人の在宅患者を抱える同クリニックでは、スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末などを使って、作業の効率化と多職種間の連携を推進。これにより、住み慣れた地域で医療や介護を一体的に受けられる「地域包括ケア」に取り組んでいる。

遠矢院長は、医師が口述した往診記録の録音データを在宅の潜在看護師が文書化するなどの効率化で、「1日約3時間だった診療時間が4.4時間と50%アップした」と報告。また、患者情報をインターネット上で医師や看護師、薬剤師、介護ヘルパー、家族などが共有できるシステムを導入し、チーム力強化やケアの質向上に役立てていると述べた。
大石総事務長は「在宅医療では、役割分担して情報連携をきちんと取ることが大事。それを可能にするのがICTだ」と強調した。
古屋さんは、ICT活用に関する国のリーダーシップを促していく考えを示した。

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