「教育」こそ国づくりの基本です。みなさんが、豊かな心を育み、自分の将来に夢をもって進み、その夢をかなえるために必要な「教育」をしっかりと受けられるように公明党は応援します。
小学校に上がる前のすべての子どもたち(0~5歳児)を対象に、2019年までに幼稚園・保育所・認定こども園などの教育費の無料化をめざします。
公明党は小学校・中学校の義務教育での教科書を無料で使えるようにしたので、これを続けていきます。また同じく義務教育での、校外学習費(遠足や社会科見学などの費用)や学用品費、補助教材費なども無料にしていきます。
現在、公立高校の授業料は実質かかりません(年収910万円未満)。それに比べて、私立高校の授業料は公立の約4倍にものぼり、家計の負担が大きくなっています。そこで、私立高校に通う経済負担を減らすため、私立高校の授業料がかからない実質無償化(年収590万円未満)をめざします。
経済的な理由で高校や大学に進めないことがないよう、返済をしなくてもいい「給付型奨学金」の制度が、公明党の主張で実現しました。これからも、さらに多くの人が受け取れるとともに、支給される金額が増えるよう取り組んでいきます。
英会話を中心とした英語の授業を小学校低学年から取り入れるなどして、多くの子どもたちが大人になったら世界を舞台に活躍できるようにしていきます。
体や心の成長のために、食習慣や地産地消(地域で生産されたものをその地域で消費すること)などを学習する食育に力を入れていきます。
豊かな心を育むため、小学生に1週間以上の自然体験を学習する「子ども農山漁村プロジェクト」などに取り組みます。
子どもの学びの場がより豊かになるよう、文化芸術などの体験学習をはじめ、スポーツやキャンプなどの自然体験授業などを増やします。
仕事について学ぶために、中学生に1週間以上の職場体験の場をつくったり、高校や大学でインターンシップ(職業体験学習)を取り入れていきます。
年金・医療・介護など、「社会保障」と呼ばれるものにはいろいろあります。これは、社会のみんなの支えがなければできないものです。その仕組みをきちんと理解して守っていけるよう、社会保障について勉強ができるようにします。
高校生や大学生の留学を応援するため、留学の費用を援助する奨学金を増やすなどして、多くの日本人が海外留学生として外国で学べるようにします。
世界で活躍するアスリート(スポーツ選手)は、みんなに夢を与えてくれます。もっともっとそんなトップアスリート(一流のスポーツ選手)が生まれるよう、応援していきます。
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、選手が世界で戦っていくための力を向上させることや、会場などの設備を整えることなど、大会を成功させるための準備をどんどん進めていきます。また、オリンピック憲章の精神にのっとって全国各地で文化的なイベントも行います。
「いじめは絶対にいけないこと」「いじめる人が悪い」ということを、きちんと教えていきます。
いじめや不登校などで悩む子どもたちが相談しやすい環境を整えていくため、学校で悩みごとを聞いてくれる専門の先生(スクールカウンセラー)を増やします。また、悩んでいる子どもに応じて家庭や学校、児童相談所などと連絡を取り合いながらサポートする専門家(スクールソーシャルワーカー)を必要とするすべての学校に置きます。
地域においてボランティアのお兄さんお姉さんなどが無料で勉強を教えてくれる「地域未来塾」を増やしたり、不登校の子どもたちが安心して学べるよう、フリースクールや夜間中学などニーズに応じて学びを応援してくれる場所を支援します。
子どもたちが抱える問題を、学校や地域、家庭が協力して解決する仕組みづくりを進め、地域で子どもを見守り育てる体制を強化します。
みなさんが安心してインターネットを使えるようになるため、マナーやルール、適切な情報の見分け方などを学べるようにします。
障がいのある子どもなど、特別な支援が必要な子どものための特別支援学級や、そのための先生などを増やしていきます。
発達障がい(自閉症や学習障がいなどの脳機能の障がい)などで“読み”が困難な子どものための「*デイジー教科書」を無料で配布します。また、学校に入る前から仕事につくまでの間、サポートしていきます。
【*デイジー教科書】
マルチメディアデイジー版教科書。ふつうの教科書と同じ文章と画像をデジタル化し、文字に音声をつけて読むことができるようにした教科書。
障がいのある子どもが受験しやすくしたり、通いやすいよう学校の受け入れ体制を整えていきます。
通学路と学校の安全のために、見て回るスクールガードリーダー(警察を退職した人など)を増やしたり、安全の専門家にチェックしてもらう仕組みをしっかりと整えていきます。
地震に強い学校づくりを進めながら、建物が古くなって使えなくなる前に早めの修理をして維持費を節約します。さらに、和式トイレや古くなったトイレを改修したり、冷房を設置するなどして、子どもたちが安全・快適に学べる環境へ改善を進めます。
すべての公立中学校で給食が出るようにします。また、アレルギーの子どもにも配慮した給食もできるところから始めています。
※国公私立中学校における完全給食導入率:82.6%(2015年5月1日現在)
放課後や週末を子どもたちが過ごす「放課後子どもプラン」など、地域に協力してもらいながら学校生活を応援していきます。
太陽光パネルなどを置くための校舎のエコ改修や、学校にビオトープ(野生動植物が生息する空間)をつくるなどして環境にやさしい学校づくりを進め、学校のなかで環境を守る取り組みの大事さを学習できるようにします。