
視覚障がい者の3人に2人が経験するといわれる
駅のホームでの転落事故。
特に通勤・通学のラッシュ時は、
人とぶつかることで方向感覚が狂いやすく、極めて危険です。
「ホームの点字ブロックの凹凸を頼りに、
白杖で探りながら改札口をめざすが、
何度も転落しそうになる」
わが身の危険を案じる切実な声。
公明党は、国と地方のネットワーク力を生かして、即座に動きました。
その結果、2011年度末現在で、
1日当たりの平均利用者が3000人以上いる駅の約8割で段差が解消。
そして、ホームドアは539駅に設置されました。
ホームドアを目の前に、あるお年寄りは語りました。
「ホームドアは誰にでも有効な転落防止柵です。心から感謝します」

公明党が連立政権に参画した1999年、運輸省(当時)は交通事業者に駅などのバリアフリー化を義務付ける
交通バリアフリー法の骨子案を発表。同法は翌2000年に成立し、交通機関のバリアフリー化は一気に加速した。
そして06年には、建物を対象としたハートビル法と統合され、新バリアフリー法が着実に。現在ではまち全体のバリアフリー化が着実に進められている。