国会で初めて導入を提案。現在、23,000校超に拡大
学校でカウンセリングに取り組む「スクールカウンセラー」。不登校やいじめなどの問題について、早期発見や心のケアなどに取り組む専門家だ。週1、2回ほど学校を訪問し、子どもたちの相談に応じるとともに、教員との協議、保護者への助言を行う。 このスクールカウンセラーは、1993年、参院で公明議員が初めて導入を提案したものだ。95年には、全国154の公立小・中・高校でモデル事業が始まった。以後20年間にわたり、公明党はスクールカウンセラー導入を推進してきた。 2001年度には、スクールカウンセラーの配置を行う地方自治体に対する国の助成がスタート。これを機に、全国各地の公明党地方議員が議会などで配置を訴えた結果、急速に拡大してきた。スクールカウンセラー派遣校は、2013年度には23,635校に増え、すべての公立中学校と約7割の小学校に配置されている。 いじめや不登校の問題に対する公明党の取り組みの柱の一つが、スクールカウンセラー導入推進なのだ。